NotebookLMが本気出してきた件 – 2025年最新アップデートで一人経営者の救世主になるかも

概要
NotebookLMが大幅に進化し、特に小規模ビジネスにとって大きな助けとなる可能性がある。最新アップデートでは、文書をAIがナレーション付き動画に自動変換する「Video Overviews」が追加され、資料を簡単に動画化できるようになった。また、インターフェースも改善され、複数の異なる形式の資料を同時に作成・保存できるように。これにより、営業提案やマーケティング資料の作成が効率化され、特に日本語対応が進めば、さらに多くのビジネスシーンで活用できるだろう。

こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です!最近、地元の個人事業主や小さな会社の方から「AIで何かできませんか?」って相談が本当に増えてまして。

で、みんな決まって「ChatGPT課金しました!」って言うんですよ。それはそれで良いんですけど、僕は内心「ちょっと待てよ」って思ってるわけです。

なぜかって?GoogleのNotebookLMが、この2ヶ月で別次元に進化してるからなんです。

7月末にVideo Overviews(動画自動生成)がリリースされ、Featured Notebooks(専門家コンテンツ)が追加され、Studio UIが大幅改良され…もう怒涛のアップデートラッシュ。正直、無料でここまでやられると、有料AI課金してる人が少し可哀想になってきます。

特に「営業も、資料作成も、動画も、情報収集も全部自分でやらなきゃいけない」って人には、これ以上ない味方になりそうな予感。

今日は、NotebookLMの最新5大アップデートを、「実際にどう使えばいいのか?」まで踏み込んで解説します。機能紹介だけじゃ意味ないですからね。

Video Overviews – ついに資料が動画になる時代

Video Overviews - ついに資料が動画になる時代

何ができるようになったのか

NotebookLMの新機能「Video Overviews」は、PDFや文書を AIがナレーション付きスライドショーに自動変換する機能です。AIが新たなビジュアルを作成し、ドキュメントから画像、図表、引用、数値などを抽出して約8分程度の動画で解説してくれます。

操作は拍子抜けするほど簡単。NotebookLMに資料をアップロードして、Studioパネルから「Video Overview」をクリックするだけ。約10-15分待てば、スライド形式で内容の構造が視覚的に整理された動画が完成 します。

ただし、現時点では英語のみの対応。近日中に英語以外のサポートも提供予定 とのことなので、日本語で使いたい人は素直に待った方がいいですね。

小規模ビジネスでの活用メリット

正直、日本語対応したらヤバいことになると思います。今まで「営業動画作りたいけど、動画編集なんてできないし、外注する予算もない」って諦めてた人、全員救われるでしょ?

僕がRoom8で相談受けてる個人事業主や小さな会社の方も、みんな同じこと言ってます。「動画マーケティングが大事なのは分かるけど、現実的じゃない」って。

日本語対応したら、こんな使い方ができる:

  • 営業提案書 → 顧客向け説明動画(アポ前に送付)
  • サービス紹介資料 → ホームページ掲載用動画
  • 事業計画書 → 投資家・銀行向けピッチ動画
  • マニュアル・手順書 → スタッフ研修動画
  • セミナー資料 → オンライン講座コンテンツ

無料プランでも1日3回まで動画を作れる ので、月90本の動画が無料で作れる計算。これ、動画制作会社泣くんじゃないですか?

「今すぐ試したい!」って人は英語版でスライド構成だけ参考にするのもアリですが、まあ普通に日本語対応を待つのが現実的です。でも、この機能が日本語で使えるようになったら、間違いなくゲームチェンジャーになりますよ。

Studio UI改良 – 一つの資料から無限展開

Studio UI改良 - 一つの資料から無限展開

何が変わったのか

NotebookLMのインターフェースが3パネル構造に生まれ変わりました。「Sources」パネルで情報管理、「Chat」パネルでAIとの対話、「Studio」パネルで各種アウトプット生成を一元管理 できるように。

でも、本当にヤバいのはここからです。今まで1つのノートブックでは音声解説やマインドマップなどの資料を1つずつしか作成できなかったのが、同じタイプの出力を複数作成し、保存できるようになりました。

つまり、一つの企画書から「経営陣向け」「現場向け」「顧客向け」の異なる説明資料を同時に作れるってことです。

小規模ビジネスでの活用メリット

これ、めちゃくちゃ現実的な改善ですよ。

僕がRoom8で見てきた小さな会社あるあるって、「同じ内容なのに、相手によって資料を作り直す」ってやつじゃないですか。投資家向け、銀行向け、顧客向け、スタッフ向け…全部微妙に違う角度で説明しなきゃいけない。

でも今度は違います。

実際の活用例:

  • 新サービス企画書 → 「役員向け」「営業向け」「顧客向け」の3つの音声解説を同時生成
  • 年度計画書 → 「投資家向け」「社員向け」「取引先向け」の異なる角度での要約
  • 商品マニュアル → 「販売員向け」「エンドユーザー向け」の2パターンで説明動画作成
  • 研修資料 → 「新人向け」「中堅向け」「管理職向け」の段階別コンテンツ

公開ノートブックなら複数の言語で音声解説を作成して、コンテンツを世界中からアクセス可能にもできるので、海外展開を考えてる会社にもありがたい機能です。

一番のメリットは「一度作ったら、使い回しが利く」ってこと。同じ労力で複数のアウトプットが得られるのは、リソース限られてる小さな会社にとって最高じゃないですか?

Featured Notebooks – 専門家の知識が無料で手に入る…予定

Featured Notebooks - 専門家の知識が無料で手に入る…予定

何ができるようになったのか

NotebookLMに「Featured Notebooks」が追加され、The EconomistやThe Atlanticなどとパートナーシップを組んで専門家がキュレーションしたコンテンツにアクセスできるようになりました。

現在公開されているのは8つのノートブック:

  • 長寿に関するアドバイス(「Super Agers」著者Eric Topol)
  • 2025年の専門家分析・予測(The Economist年次報告書)
  • 人生構築のアドバイス(The Atlantic「How to Build A Life」コラム)
  • イエローストーン国立公園の科学ガイド
  • 人類の幸福に関する長期トレンド(オックスフォード大学関連プロジェクト)
  • 科学的根拠に基づく子育てアドバイス
  • シェイクスピア全作品
  • 世界トップ50企業のQ1決算レポート

英語コンテンツ中心ですが、NotebookLMなら日本語で要約・質問回答してくれるので言語の壁は問題なし。

小規模ビジネスでの活用メリット

これ、思ったより使えるかもしれません。

8個という数は確かに少ないですが、質は高い。特にEconomistの2025年予測なんて、普通にコンサル会社が数十万円で売ってるレベルの情報ですよ。それを日本語で要約してもらえるなら、十分価値がある。

実際の活用例:

  • 経営戦略立案 → Economistの2025年予測で業界トレンドを日本語で把握
  • 投資・資金調達 → トップ企業の決算データを日本語要約で分析
  • 提案資料の根拠 → 科学的知見を日本語で引用・参照
  • チームマネジメント → 人生構築の知見を組織運営に応用

まあ、シェイクスピアはさすがに使い道が限られますが、Economistの予測データや企業決算情報は、小さな会社でも十分活用できるレベル。

今後、日本のビジネス誌や業界特化コンテンツが増えてくれば、さらに実用性は高まるはず。現時点でも「お試し」で使ってみる価値はありそうです。

カスタマイズ&共有機能 – ようやく「プロっぽく」使えるように

カスタマイズ&共有機能 - ようやく「プロっぽく」使えるように

何ができるようになったのか

NotebookLMに2つの実用的な機能が追加されました。

まず「Advanced chat settings」。レスポンススタイルを「Guide」「Analyst」などから選択したり、カスタムスタイルを作成できるようになりました。要するに、AIの回答の仕方を用途に応じて調整できるってことです。

そして共有機能の改良。「Chat-only」ノートブックとして、ソースやメモは非公開でAI応答のみを共有できるように。つまり、内部資料は見せずに、AIとの対話だけを相手に提供できるわけです。

小規模ビジネスでの活用メリット

これ、地味に革命的な改善ですよ。

今まで「NotebookLMって便利だけど、顧客に見せるにはちょっと…」って思ってた人、多いでしょ?AIが急に馴れ馴れしい口調で答えたり、内部資料が丸見えになったりで、プロっぽさに欠けてたんですよね。

でも、これで解決です。

実際の活用例:

  • 顧客向けFAQシステム → Analystモードで専門的な回答、Chat-only共有で情報統制
  • 営業チーム用ツール → Guideモードで提案サポート、内部資料は非公開
  • 投資家向け質疑応答 → カスタムスタイルで丁寧な口調、機密情報は共有対象外
  • 新人研修システム → 教育的な口調で回答、研修資料の詳細は非表示

特に士業やコンサルの方なら、「顧客専用の質問窓口」として使えるのは大きなメリット。内部の検討資料は見せずに、専門的な回答だけを提供できます。

個人事業主でも「ちゃんとしたサービス感」を演出できるので、大手と同じ土俵で戦いやすくなりますね。無料でここまでできるなら、もう言い訳できません。

Room8でも「お客さんに見せても恥ずかしくないAIツールが欲しい」って相談をよく受けるんですが、これなら自信を持って勧められます。

FAQ

NotebookLMのVideo Overviews機能とは何ですか? NotebookLMのVideo Overviews機能は、PDFや文書をAIがナレーション付きスライドショーに自動変換する機能です。ドキュメントから画像、図表、引用、数値などを抽出し、約8分程度の動画で解説してくれます。
NotebookLMのVideo Overviewsは日本語に対応していますか? 現時点では英語のみの対応ですが、近日中に日本語を含む他言語のサポートも提供予定です。
NotebookLMのStudio UIの改良点は何ですか? NotebookLMのインターフェースが3パネル構造に改良され、「Sources」パネルで情報管理、「Chat」パネルでAIとの対話、「Studio」パネルで各種アウトプット生成を一元管理できるようになりました。また、同じタイプの出力を複数作成し保存できるようになりました。
NotebookLMはどのような小規模ビジネスでの活用メリットがありますか? NotebookLMは、営業提案書やサービス紹介資料を顧客向けの説明動画やホームページ掲載用動画に変換するなど、小規模ビジネスにおける資料作成や情報発信を効率化することができます。無料プランでも1日3回まで動画を作成できるため、月90本の動画が無料で作成可能です。
NotebookLMはどのようにして異なる説明資料を同時に作成できますか? NotebookLMでは、一つのノートブックから異なる対象向けに複数の説明資料を同時に作成し保存することができます。例えば、新サービスの企画書から「役員向け」「営業向け」「顧客向け」の3つの音声解説を同時に生成することが可能です。

まとめ – NotebookLMがついに「使える」レベルに到達

まとめ - NotebookLMがついに「使える」レベルに到達

正直言って、今回のアップデートは予想以上でした。

Video Overviewsは日本語対応待ちとはいえ、資料から動画を自動生成する発想自体が革命的。Studio UIの改良で一つの資料から複数の用途別アウトプットを作れるようになったのは、リソース限られてる小さな会社には本当にありがたい。

Featured Notebooksはまだ発展途上だけど、専門家レベルの情報に無料でアクセスできる可能性を示してくれました。そして地味だけど重要なのが、カスタマイズ・共有機能の強化。ようやく「お客さんに見せても恥ずかしくない」レベルになった。

今回のアップデートで分かったこと:

  • Googleは本気でNotebookLMを「ビジネスツール」にしようとしている
  • 無料でも十分実用的なレベルに到達している
  • ChatGPT課金する前に、一度NotebookLMを試すべき

Room8にいらっしゃる個人事業主や小さな会社の方には、間違いなくオススメできるレベルになりました。特にVideo Overviewsの日本語対応が始まったら、動画マーケティングの常識が変わるかもしれません。

まあ、AIの進化が早すぎて追いかけるのも大変ですが、無料で使える間に一度触ってみてください。「こんなことができるのか」って驚くと思いますよ。

そして、もしNotebookLMを試してみて「これ、うちの業務にどう活かせばいいの?」って迷ったら、いつでもRoom8に相談しに来てくださいね。一緒に考えましょう。

この記事を書いた人

コワーキングスペース 代表 鶴田 賢太

「AI系」起業アドバイザー 鶴田賢太です
春日井・名古屋で コワーキングスペース「Room8」 を運営しながら、起業家をサポートしています。

もともとは 簿記1級 から始まり、ITエンジニア、マーケティング、補助金、財務相談と、いろんな分野を経験してきました。でも、これからの時代は AI。今は 生成AI(ChatGPT・Claude・Geminiなど)を駆使して、起業を加速させる方法 を探求しています。

Webサイト制作は 100社以上、SEO対策も得意。補助金申請も 15回以上サポート してきました。けど、これからは AIをどう活用するかが、起業の成否を分ける 時代。Room8では、AI活用の相談も大歓迎です。

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