こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です!
最近はありがたいことに、名古屋とか春日井あたりでAIコンサルタントみたいな真似事もしてる。
いろんな企業さんや個人事業主の方と話してるとさ、「AI使ってますよ!Gemini便利ですよね!」なんて声を結構聞く。でも、よくよく話を聞いてみると、そのほとんどがGeminiを単なる高性能なチャットボット、まあ、調べ物をしたり文章のアイデアをちょっと出してもらったりする壁打ち相手くらいにしか使ってないんだよね。
それって、正直言って、めちゃくちゃもったいない!例えるなら、F1マシンを手に入れたのに、近所のコンビニに買い物行くのにしか使ってないようなもんだ。せっかくのポテンシャルをドブに捨ててるようなもんじゃないか。
だから今日は、そんな「Geminiは使ってるけど、実は基本的なチャット機能しか触ったことないんだよね…」っていう君に向けて、Geminiをただのチャット相手から一歩進んだ「デキる相棒」に変身させるかもしれない、その名も「Gem」っていう機能について、初心者にも分かりやすく、でも僕なりの視点も交えつつ解説していこうと思う。
この記事を読み終わる頃には、「え、Geminiにそんな便利な機能があったの!? 今まで知らなかったなんて、マジで損してたわー!」って、ちょっとした後悔と大きな期待で胸がいっぱいになるかもしれないぜ? ま、それもまた一興だ。しっかりついてきてくれよ。
「Gem」って何? Geminiがもっと賢くなる秘密の呪文(じゃないけど便利機能)
さて、今回の主役である「Gem(ジェム)」機能。
「Geminiはチャットで使うもんでしょ?」って思ってる君、まあ落ち着け。Geminiには、ただおしゃべりするだけじゃない、もっと奥深い使い方があるんだ。その一つが、この「Gem」機能ってわけ。
一言で言うと、この「Gem」ってのは、
特定の目的やタスクに合わせて、君自身でGeminiをカスタマイズできる機能
のことだ。
もうちょっと具体的に言うと、こんな感じかな。
- 君だけの“専用Gemini”を作れるようなイメージ。
- 例えば、特定の話題についてめちゃくちゃ詳しいGeminiを作ったり。
- あるいは、特定の口調やキャラクターで応答してくれるGeminiを育てたり。
- 特定の作業手順を覚えさせて、その通りに動いてくれるGeminiを調教…いや、教育したり。
分かりやすく例えるなら、「君専用の優秀なミニAIアシスタントを、簡単な指示(プロンプトっていうんだけどね、これ重要だから後でまた出てくるぞ)でサクッと作れちゃう」みたいなもんだと思っといてくれ。
もし君がChatGPTを触ったことがあるなら、「GPTs(ジーピーティーズ)」って機能を聞いたことないか? あれのGemini版、と最初は思っておけば、まあ大きくは外れてない。API連携とかの難しいことは(今のところ)できないけど、その分、手軽に始められるのがミソだな。
「秘密の呪文」なんて大げさなもんじゃないけど、この「Gem」を知ってると知らないとでは、Geminiの使い勝手、いや、君のAI活用の幅が天と地ほど変わってくるのは間違いないぜ。
「Gem」はどこにある? どうやって作るの? ~宝探しの必要なし、すぐそこだ~
「ふむふむ、『Gem』ってのが便利なのは分かった。で、その秘宝は一体どこにあるんだ?」って思ってる君、心配するな。拍子抜けするほど簡単に見つかるし、作り方も驚くほどシンプルだ。
まず、君が普段使ってるGeminiの画面をよーく見てみてくれ。
パソコンならサイドバーに「Gemを表示」とかスマホなら左上のボタンを押すと「Gem」みたいなメニューやボタンがあるはずだ。
僕が見たときは、左側のメニューにあったな。そこをポチっと押すんだ。

そうすると、「Gem マネージャー」って画面が開くはずだ。
- そこには、Google様が親切にもあらかじめ用意してくれている「Googleが作成した Gem」ってのがいくつか並んでる。
- 「アイデア出しのプロ」
- 「キャリアアドバイザー」
- 「コーディングパートナー」
- 「コピーライター」
なんてのがあったな。これらはすぐに使えるから、試しに遊んでみるのもいいだろう。
- そして、その画面の右上あたりに、「+ Gem を作成」っていう、いかにも「押してくれ!」と言わんばかりのボタンがあるはずだ。これを押せば、いよいよ君だけのオリジナルGem作成の始まりだ。
「新しい Gem」作成画面はこんな感じだ

「+ Gem を作成」ボタンを押すと、だいたいこんな感じの、作成画面に飛ばされる。
「あれ、この画面、どこかで見たことあるような…?」って思った君、鋭いな。そう、ChatGPTで「GPTs」を作ったことがあるなら、ほぼ同じような構成だってことに気づくはずだ。左側でGemの設計図を書き込み、右側のプレビュー画面でその動きを確認するって寸法よ。
基本的な作成ステップは、だいたいこんな感じだ。
- 名前をつける:
まずは君のGemに、愛着の湧くような、あるいは機能が一目で分かるようなイカした名前をつけてやれ。これが意外と大事。 - カスタム指示:
ここがGem作りの心臓部! 「Gemに名前をつけてください」とか「カスタム指示」とか書かれてる入力欄に、君が作りたいAIの役割、振る舞い、得意なこと、口調なんかを具体的に書き込むんだ。
例えば、Google先生の例だと「例:天然石と鉱物を専門とする園芸家として、水やり不要の庭づくりを支援する。地域や気候、地元の植物を考慮した情報を提供する。知識豊富な専門家として、気さくで親しみやすい態度で対応する。」なんてのがあるな。これを参考に、君だけの指示を練り上げてくれ。 - 知識を追加(オプション):
もし、君のGemに特定の情報源(例えば、君が書いたブログ記事とか、会社の製品マニュアルとか)を叩き込みたいなら、「知識」のセクションにある「Gemが参照するファイルを追加します」ってところからファイル(PDFとかテキストファイルが一般的かな)をアップロードできる。これで、より専門的な応答が期待できるってわけだ。 - プレビューで確認:
画面右側のプレビューエリアで、作ったGemがちゃんと期待通りに動くかテストするんだ。最初は「Gem を確認するには、まず名前をつけてください」なんて素っ気ないことを言われるかもしれないが、名前と指示を入れれば、だんだん言うことを聞いてくれるようになるはずだ。ここで色々試して、指示を微調整していくのがコツだな。 - 保存:
納得のいくGemができたら、画面右上あたりにあるであろう「保存」ボタン(画像では「作成」になってるが、まあ似たようなもんだ)を押して完了だ。
どうだ? 思ったよりずっと簡単そうじゃないか?
プログラミングの知識なんて一切不要。必要なのは、君が「どんなAIに手伝ってほしいか」っていう明確なアイデアと、それを言葉にする力だけだ。これで君だけの、世界で一つだけのAIアシスタントが手に入るんだから、試さない手はないよな。
で、「Gem」を作ると何が嬉しいわけ? ~活用シーンをギュッと凝縮~
「Gem」の作り方は分かった。じゃあ、それ作って何がどう嬉しいんだ?って話だよな。
一言で言えば、君の特定のニーズに合わせて、Geminiをもっと賢く、もっと使いやすく、そしてもっと“君仕様”にできるってことだ。
具体的にどう役立つか、いくつかサクッと紹介しよう。
仕事でサクッと効率化Gem
- 定型報告書おまかせGem:
面倒な週報や日報も、フォーマットと要点を指示したGemを作っておけば、下書きが一瞬で終わるかもしれない。これで君の貴重な時間を他に回せるだろ? - 社内用語翻訳Gem:
新人や他部署の人にも分かりやすいように、専門用語や社内略語を解説してくれるGem。社内Wiki代わりに育ててみるのも一興だ。
プライベートのお悩み解決Gem
- 冷蔵庫コンシェルジュGem:
冷蔵庫の中身を伝えれば、献立とレシピを提案してくれる。毎日の「今日の晩ごはん、何作ろう…」という悩みから解放されるかもしれないぜ(ただし、味の責任は君自身だ)。 - 週末プランナーGem:
気分や予算を伝えれば、週末のいい感じのお出かけプランをいくつか提案してくれる。アイデアのタネとして活用できるはずだ。
まあ、これらはあくまで氷山の一角だ。
本当に重要なのは、「いつもAIに出してる同じような指示や、毎回伝えてる君の好み・背景情報を、あらかじめ『Gem』のカスタム指示にガッツリ書き込んでおく」こと。 これで、いちいち同じ説明をする手間が省けて、AIがもっと気の利いた、相棒になるってわけだ。
つまり、「Gem」っていうのは、“よく使うAIへの指示一式をテンプレート化して、それを君の色に深く染め上げることができる超便利機能”なんだよ。
どうだい? こう考えると、君の周りにも「これ、Gemにやらせた方が圧倒的に早くない?」とか「あの指示、Gemに覚えさせよう」って作業が、実はゴロゴロ転がってるような気がしてこないか?
(サクッと宣伝)Room8と「Gem」、AI活用の現場から
さて、最後にちょこっとだけ僕の活動の宣伝に付き合ってくれ。
僕が愛知県春日井市のJR勝川駅近くでやってるコワーキングスペース「Room8」でも、当然ながらAIをどう仕事に活かすか、日々色々試してるんだ。このブログのネタ出しを手伝ってもらったり、SNSの投稿文案を考えさせたり、なんてのは日常茶飯事だ。
Room8は、単なる作業場所じゃなく、春日井や名古屋近郊の起業家やフリーランスが集まって情報交換したり、新しいことにチャレンジしたりする「共創空間」 [cite: 11] なんだ。だから、AIみたいな新しい技術の情報はすぐに共有されるし、「AI Labo」なんて名前で有志とツール検証や勉強会もやってる。この「Gem」機能も、きっと誰かが面白い使い方を編み出して、あっという間に広まるだろうよ。
AI活用やRoom8に興味が湧いた君は、ぜひ公式サイトやnoteをチェックしてみてくれ。
- Room8公式サイト: https://www.room8.co.jp/
- Room8 note: https://note.com/room8inc
よし、宣伝はここまで。次でいよいよこの記事も締めだ。
まとめ:Gemini「Gem」機能で、君もAI使いの仲間入りだ!
さて、長々と語ってきたGeminiの注目機能「Gem」、どうだったかな?
ただのチャットボットだと思っていたGeminiが、実はもっと奥深く、もっと君の思い通りに動かせる可能性を秘めたツールだってことが、少しは伝わったんじゃないかと思う。
結局のところ、GeminiだろうがChatGPTだろうが、これからどんな新しいAIが登場しようが、僕らが取るべきスタンスは至ってシンプルだ。
「AIに仕事を奪われるかもしれない…」なんてネガティブな妄想で思考停止するんじゃなくて、「どうやってコイツを上手く手なずけて、自分の仕事や日々の生活をちょっとでも楽に、そして面白くしてやろうか?」って考えること。
そっちの方が、よっぽど建設的で、何よりワクワクするだろ?
今日のテーマだった「Gem」機能も、まさにそのための強力な武器の一つだ。
AIは、あくまで“超優秀で、時には生意気だけど、使い方次第でとことん頼りになるアシスタント”だ。いくら賢くなったって、最終的な判断を下したり、その結果の責任を取ったりするのは、いつだって血の通った人間である君自身。この「人間が主役」っていう主従関係だけは、絶対に見失っちゃいけないぜ。
「Gem」機能を使えば、そんなAIアシスタントを、より君の意のままに、より深く使いこなせるようになるはずだ。
「なんだか難しそう…」なんて思う必要はない。今日説明したみたいに、作り方は驚くほど簡単だ。
まずは、君がいつもAIに頼んでいる定型的な作業や、繰り返し伝えている好み・条件を、一つ「Gem」として作ってみることから始めてみないか?
失敗したっていいじゃないか。相手はAIだ、遠慮はいらない。
色々試して、時には期待外れのポンコツGemが生まれるかもしれないけど、それもまた一興。試行錯誤しながら、君だけの最強の「Gem」を育て上げてくれよ。
この記事が、君とAIとの関係を、もっと面白く、もっとクリエイティブで、そしてもっと“人間らしい”ものに変える、ほんの小さなきっかけになったなら、僕としては最高に嬉しいぜ。
さあ、今日から君も「Gem」使いの仲間入りだ!AIを賢く使い倒して、未来を少しだけ面白くしていこう。