※【2025年最新版】ChatGPTの主要モデル(GPT-4.1/4o/4.5/o3)の“全部まとめて比較した決定版ガイド”を公開しました!
「今どのモデルを使えばいい?」「全部の違いと選び方を知りたい」という方は、まずはこちらの記事をご覧ください。
🛠️ この記事、最初は2025年3月8日に公開したんですが──
情報がどんどん進化してるので、2025年4月19日にガッツリアップデートしました。
こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です!
気づけば「それ、AIで自動化できますよ」って毎日言ってて、
最近はもう“AIコンサル”って名乗った方が早いかも、って思ってます。
さて──
ChatGPT、モデル増えすぎじゃないですか?
「GPT-4.5とGPT-4oってどう違うの?」
「どっち使えばいいの?」
「てか、どっちが“賢い”の?」
そんな質問をもらうたびに、僕はこう思います。
いや、わかるけど。
こっちも混乱してんだよ。
ってことで今回は、今選べるGPTモデルのうち、とくに混乱を呼びがちな「GPT-4.5」と「GPT-4o」を軸にして、
・違いは何か?
・使い分けのコツは?
・結局、どれが最強なの?
というところを、スパッと整理します。
ちなみに、
最近話題の“考えるAI”こと o3 や、名前だけだと何も伝わってこない o4-mini系 についても軽く触れてるので、
「ChatGPT Plus入ったけどモデルの使い分けがマジでわからん」という人は、最後まで読んでみてください。
o3を知りたい人はこちらの記事へ
GPT-4o vs GPT-4.5の違い、秒でわかるようにまとめた

まず最初に。
どっちが「上位モデル」かとか、数字だけで判断するのは間違いです。
GPT-4.5の方が「.5」ついてるから強そう?
──そんなわけないやろと。
両者は目的が違うんです。
わかりやすく表にするとこう👇
項目 | GPT-4o(オー) | GPT-4.5 |
---|---|---|
キャラ | バランス型の万能タイプ | ガチで深掘る参謀タイプ |
得意なこと | 速さ・マルチモーダル・反応の軽さ | 情報整理・構造化・仮説検証 |
苦手なこと | 複雑なロジックや構造化の深掘り | 応答がやや重い/手数は出しにくい |
使える人 | 無料でも使える(Plusで制限UP) | Plusユーザーのみ/制限アリ |
音声・画像 | 対応◎(マルチモーダル) | 非対応¥ |
✅ GPT-4oは「軽快な仕事人」
✅ GPT-4.5は「静かな切れ者」
どっちも優秀。ただ、性格が違う。
場に合ったやつを選ぶのが正解。
たとえば:
- ブログや資料の「たたき台」を作りたい → GPT-4o
- 情報を整理しながら「戦略」を組みたい → GPT-4.5
雑に言うと、GPT-4oは“手数が欲しい人”向けで、
GPT-4.5は“考える時間をちゃんと取りたい人”向け。
ちなみに、「指示しなくても気を利かせてくれるAIがいい」という人は、
この2つじゃなくて“o3”に行ってください。(それはまた後ほど)
それで、o3とかo4-miniって何者なの?(New)

「4.5と4oはわかった。
でも、なんか“o3が最強”とか、“mini系が便利”とか聞いたことあるんだけど──何それ?」
って人のために、サクッと整理しときます。
もう少し詳しく知りたい人はこちらの記事をみて
🧠 o3:「あ、このAI……考えてるな」ってなるやつ
- 質問してないことまで拾ってくる
- 補足情報まで自分で集めてくる
- 指示がちょっと曖昧でも「たぶんこうでしょ?」って察して動く
🤖 ChatGPTの中で、一番“AI感”あるのがコイツ
つまりね
例えば何かのテーマについてブログを書いて!って指示をしたときに
o3が色々考えてくれるわけですよ。
この情報があるといいと考えたら、指示しなくてもWebで検索してきたり
これはPythonで計算させた方がいいと考えたら、Pythonでコード書いて計算させたり
そんな感じである程度自律して行動するヤツです。
それがxなんかでo3すげーーーって言われてる感じですね!
ただし、週50回の使用制限あり(Plusの場合)。
──で、ここ重要なんだけど、気づいたら使い切ってる。
僕なんて、リリース当日に使い切りました。
週の後半になると「使えねぇ……」って泣く羽目になります。
もっと使いたければProプラン(月200ドル)へどうぞ。
──冷静に考えて高い。でも、それでも使いたくなる人がいるくらいヤバいのがo3。
⚡ o4-mini:「爆速でとりあえず何か出したい人用」
- 応答がとにかく速い(軽い!)
- 要約、分類、表の整理とかが得意
- 難しいことは無理。でもその分ストレスもない
「重いAIは嫌だけど、ちょっと手伝ってくれ」って時に最高。
🔧 o4-mini-high:「図解・コード・処理系の職人」
- コーディングや視覚的処理に強い
- UIや構造を読み解く系の作業は得意
- ChatGPTで「図を説明して」って言いがちな人は、こっちが正解
ぶっちゃけ、エンジニア寄りの人じゃないと良さがわかりにくい。
🤝 まとめるとこんな感じ
モデル | 得意なこと | 向いてる人 |
---|---|---|
o3 | 自律的な思考、壁打ち、仮説検証 | 考えを整理したい人、戦略や構造の相談相手が欲しい人 |
o4-mini | 要約・分類・サクッと処理系 | 軽作業・スピード重視な人 |
o4-mini-high | 図解/コード/構造把握系 | エンジニア・開発者向き |
どれも“隠れ実力派”だけど、メインとして使うにはちょっとクセがある。
だけど、正しく刺さる人にはドンピシャでハマる。
そんな「第3勢力」です。
モデルごとの使用制限、ちゃんと知ってる?

性能や賢さも大事だけど──
そもそも「何回使えるか」知らないと、話になりません。
どれだけ賢くても、「選べません」って出たら終わりなんですよ。
(Plusユーザーは、これ一度は経験あるはず)
3. モデルごとの使用制限、ちゃんと知ってる?
モデル名 | 使用上限(ChatGPT Plus) | リセットタイミング |
---|---|---|
GPT-4o | 80回 / 3時間 | 3時間ごと |
GPT-4.5 | 公開されていない(実質は週50回前後) | 毎週(曜日不定) |
o3 | 50回 / 週 | 毎週(曜日不定) |
o4-mini | 150回 / 日 | 毎日(UTC 0:00) |
o4-mini-high | 50回 / 日 | 毎日(UTC 0:00) |
🔥 o3と4.5は「思ったより使えない系」なので注意
o3は明確に週50回でロックされる。
僕なんかリリース初日に使い切りましたからね。
週の後半は「使えねぇ……」ってなるやつです。
そして4.5もなかなか手強い。
OpenAIは明確な制限回数を出してないけど、
実際には週50回前後で使えなくなる人が多い。
人によっては週20〜30回で制限がかかることもあるらしく、
「よーしここからが本番だ!」
って時に○日まで制限かかりました
っていう理不尽メッセージが普通に起きます。
要はどっちも──
「毎日ガンガン使う」には向いてないモデルなんです。
💸 Pro(月200ドル)ってどうなの?
GPT-4o・4.5・o3 全部無制限で使いたい!
という人は、Proにすることで制限なし+タスク系もフル解放されます。
でも冷静に言うと──
「何がしたいのか」が明確じゃない人がPro入っても、たぶん使い切れません。
月200ドル=1日あたり700円。
「AIに毎日フルで仕事してもらってる」って人には安いけど、
「なんとなく便利そう」で入ると後悔するやつです。
🤖 現実的な運用スタイルはこう
- GPT-4oを基本に使う(Plusでもほぼ困らない)
- 時々「ここぞ」で4.5やo3を使い分ける
- それで枯渇し始めたら、Proを検討する価値アリ
GPT-4oでも「めちゃくちゃ賢い」です。
だからこそ、慣れてくると“上手な使い分け”が効いてくる。
あなたに向いてるモデル、診断チャートで決めよう
もう「どれが一番賢いか?」とか聞く時代じゃないです。
“誰にとって”“何をする時に”最適かで選ぶべき。
というわけで、迷える人のために、5問チャートを用意しました👇
✅ GPTモデル診断チャート(2025年4月版)
- Q1: サクサク動いて、作業の流れを止めたくない
→ GPT-4o - Q2: 情報を整理したり、考えを構造化したい
→ GPT-4.5 - Q3: 壁打ちや戦略思考、自分のモヤモヤを整理したい
→ o3 - Q4: コード・図・UI系の作業をAIに任せたい
→ o4-mini-high - Q5: とにかく速く、軽い処理をさばきたい
→ o4-mini
💡 運用のリアルはこうなる(Plusユーザー前提)
- 基本はGPT-4oを回す → 十分すぎる賢さと軽快さ
- 「ここぞ」の場面だけ4.5やo3を使う
- 制限がきつくなったらProも検討(ただし冷静に)
🤖 僕のおすすめ運用スタイル
まずはGPT-4oを自分の右腕にする。
そして、詰まった時だけ4.5やo3という“頭脳”を召喚する。
それでも足りなくなってきたら、**月200ドル=“戦略チームの人件費”**として考えてProもあり。
このスタイルが、無理がなくて再現性も高いと僕は思っています。
モデルにも“性格”がある。相性で選ぶのが正解
数値スペックだけじゃ、AIの使いやすさってわかりません。
むしろ「こいつ、なんか合わない…」ってなる理由って、性能じゃなくて性格の不一致だったりします。
というわけで、ここではモデルごとの“人格”をざっくり擬人化してみます。
感覚的に「あ、これ自分と合いそう」と思ったら、それが正解です。
モデル名 | 一言でいうと | 合う人のタイプ |
---|---|---|
GPT-4o | 優秀でフットワーク軽い“右腕” | アイデアをすぐ形にしたい/実務でサクサク回したい人 |
GPT-4.5 | 丁寧で論理的な“参謀タイプ” | 情報を深掘りたい/抜け漏れなく整理したい/文章構造にうるさい人 |
o3 | 察しがよくて話が早い“共感型AI” | モヤモヤを整理したい/仮説や思考の壁打ちがしたい人 |
o4-mini | ノリが軽くて気が利く“サブアシスタント” | メモ、表、要約など軽作業をサクッと終わらせたい人 |
o4-mini-high | 職人肌の“静かな開発エンジニア” | 図解やコード出力を任せたい人/技術的な要素を扱いたい人 |
🤖 どう使うかは「性格の相性」で決めていい
「このモデル、気が合うな」と思えるAIが1つでも見つかればOK。
それを「悪くない階層」で使い切るのがコツ。
迷ったら、まずは触ってみる。
そして「なんか話しやすい」「言いたいことをわかってくれる」と感じたら、そのモデルをメインにすればいい。
数値スペックに振り回されるより、“相棒になれるかどうか”の方がずっと大事。
それが、長く付き合えるモデル選びのコツです。
✅ モデルの“性格”と向いてる人のタイプ早見表
モデル | 一言キャラ説明 | 向いてる人のタイプ例 |
---|---|---|
GPT-4o | 優秀で動きのいい右腕 | いろいろ試したい人/実務ベースでサクサク使いたい人 |
GPT-4.5 | 論理的で静かな参謀 | 情報を丁寧に構造化したい/文章を深掘りしたい人 |
o3 | 気の利く相棒、AI感が強め | 思考の壁打ち/仮説検証/曖昧な相談にも付き合ってほしい人 |
o4-mini | ノリの軽い助手 | 軽作業を高速でこなしたい人/表や要約などまとめ系が欲しい人 |
o4-mini-high | 技術屋気質のコード職人 | 図解やコードを任せたい/開発・実装寄りの人 |
「スペックで選ぶ」から「性格で選ぶ」へ。
それが、これからのAIとの付き合い方。
まとめ:ChatGPTは“賢さ”より“付き合いやすさ”で選べ
ここまで読んでくれてありがとう。
最後に、改めて大事なことをまとめておきます。
✅ GPT-4oとGPT-4.5はどっちが優れてるの?
どちらも優秀。でも“性格が違う”。
- GPT-4oは軽快で反応が早くて、何でもこなせる万能型。サクサク動いてストレスがない。Plusユーザーにとっての“基礎モデル”。
- GPT-4.5は深く考えるのが得意で、複雑なタスクや情報整理に強い。しっかり考えたい時の“論理参謀”。
数字だけ見て「4.5の方がすごい?」と勘違いされがちだけど、向いてる場面が違うだけ。
✅ o3は“考えるAI”という新カテゴリ
- 自律性があり、補足もできて、話が早い。
- 指示が曖昧でも意味を察して動く。
ただし、週50回の使用制限がマジでネック。
僕はリリース初日で使い切りました。
「この感覚は他のモデルじゃ味わえない」って人がPro(月200ドル)に移行する理由、それがo3です。
✅ mini系(o4-mini/mini-high)は裏方として超優秀
- o4-miniは軽作業担当。表の整理、要約、タスク分解などで爆速アシスト。
- o4-mini-highは図やコードを出したい時のプロ技術系。
普段は表に出てこないけど、「そこやってくれるの神」ってタイミングで輝くモデルたち。
✅ Plusユーザーの“現実的な使い方”はこう
- GPT-4oをメインに使う(ほとんどのことはこれでいける)
- 4.5やo3は「ここぞ」という時に投入
- それでも回数が足りなくなったらPro(月200ドル)を検討
- ただし「使い切る目的」がなければ、高いだけ
✅ AI選びは「賢さ」より「相性」
ChatGPTのモデルは、もはや“道具”というより“相棒”に近い。
気が合うやつが1つ見つかれば、それでいい。
全部使いこなす必要はない。
あなたにとって、一番「話が早い」モデルを選べばそれが正解です。
📌 関連記事もぜひチェック:
この記事が、あなたの「モデル選びの迷子状態」からの脱出に役立てば嬉しいです。
それではまた、次の記事で。
参考文献・引用元(2025年4月時点)
🧠 OpenAI公式情報(モデル仕様・性能)
- OpenAI, Introducing GPT-4o(GPT-4oの正式リリース記事)
- OpenAI, Introducing o3 and o4-mini(o3モデルおよび軽量モデルのリリース)
- OpenAI Help, Using OpenAI o-series models and GPT-4o models on ChatGPT
- OpenAI Help, o3 / o4-mini / o3-miniの使用制限まとめ(ChatGPTおよびAPI)
- OpenAI, GPTファミリーモデルの比較表(API向け仕様)
🧩 GPT-4.5関連:国内外のレビュー・分析
- OpenAI, Introducing GPT-4.5(GPT-4.5のリリース記事)
- DataCamp, GPT-4.5: Features, Access, GPT-4o Comparison & More
- VentureBeat, OpenAI releases ‘largest, most knowledgeable’ model GPT-4.5…
- Ars Technica(Runtime.news経由), “It’s a lemon” — OpenAI’s largest AI model ever arrives to mixed reviews
- Julian Horsey, ChatGPT-4.5 Review for Authors and Writers – Geeky Gadgets