【2025年7月版】GPT-4o・GPT-4.5・o3の違いと選び方|向いてる人で比較

※【2025年最新版】ChatGPTの主要モデル(GPT-4.1/4o/4.5/o3)の“全部まとめて比較した決定版ガイド”を公開しました!
「今どのモデルを使えばいい?」「全部の違いと選び方を知りたい」という方は、まずはこちらの記事をご覧ください。


🛠️ この記事、最初は2025年3月8日に公開したんですが──
情報がどんどん進化してるので、2025年4月19日にガッツリアップデートしました。

こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です!

気づけば「それ、AIで自動化できますよ」って毎日言ってて、
最近はもう“AIコンサル”って名乗った方が早いかも、って思ってます。

さて──
ChatGPT、モデル増えすぎじゃないですか?

「GPT-4.5とGPT-4oってどう違うの?」
「どっち使えばいいの?」
「てか、どっちが“賢い”の?」
そんな質問をもらうたびに、僕はこう思います。

いや、わかるけど。
こっちも混乱してんだよ。

ってことで今回は、今選べるGPTモデルのうち、とくに混乱を呼びがちな「GPT-4.5」と「GPT-4o」を軸にして、
・違いは何か?
・使い分けのコツは?
・結局、どれが最強なの?

というところを、スパッと整理します。

ちなみに、
最近話題の“考えるAI”こと o3 や、名前だけだと何も伝わってこない o4-mini系 についても軽く触れてるので、
「ChatGPT Plus入ったけどモデルの使い分けがマジでわからん」という人は、最後まで読んでみてください。

o3を知りたい人はこちらの記事へ

Contents
  1. GPT-4o vs GPT-4.5 vs GPT-o3 違いを秒でわかるようにまとめた
  2. それで、o3とかo4-miniって何者なの?(New)
  3. モデルごとの使用制限、ちゃんと知ってる?
  4. あなたに向いてるモデル、診断チャートで決めよう
  5. モデルにも“性格”がある。相性で選ぶのが正解
  6. まとめ:ChatGPTは“賢さ”より“相性”で選べ
  7. 参考文献・引用元(2025年4月時点)

GPT-4o vs GPT-4.5 vs GPT-o3 違いを秒でわかるようにまとめた

ChatGPT-4oと4.5の違いをデータで比較

まず最初に。
数字やアルファベットの羅列で「どれが一番?」と悩む前に、一度深呼吸してください。
2025年7月現在、“三つ巴のカオス”です。

GPT-4.5?GPT-4o?o3?
どれを選べば事故らないのか、この表だけ見ておけば大丈夫👇

項目GPT-4o(オー)GPT-4.5o3
キャラバランス万能(空気読みAI)クリエイティブ共感担当ガチ推論・理詰めオタク
得意なこと速い、マルチモーダル、雑談長文・物書き、感情表現複雑な論理、数学、コーディング
苦手なこと超専門推論、理系タスクマルチモーダル、遅い反応遅い、週100回制限
使える人誰でもOK(無料/Plus)Plusユーザーのみ・UI限定Plus/Pro限定・週100回
音声・画像◎(画像・音声もOK)×(非対応)◯(画像推論のみ)

✅ GPT-4oは「軽快な空気読み仕事人」
✅ GPT-4.5は「物書き&共感の切れ者」
✅ o3は「理屈最強のガチ参謀」

どれも優秀。でもクセが強すぎ
場に合わせて“推しモデル”を選ばないと、後で「なんか違う…」ってなります。

ざっくり用途分け👇

  • ブログ・日報・資料の「たたき台」「要約」が欲しい → GPT-4o
  • 小説・コラム・感情重視の“人間っぽい”文章を作りたい → GPT-4.5
  • 理詰めで分析・コーディング・数学の難問 → o3

「どれ選べば?」に迷ったら、とりあえずGPT-4oで様子見。
“人間臭いアウトプット”なら4.5、ガチ理系&週末限定勝負ならo3——
この三択で悩む時代、それが2025年7月の現実です。

それで、o3とかo4-miniって何者なの?(New)

GPTの各項目をかみ砕いて解説

「4.5と4oはわかった。
でも、なんか“o3が最強”とか、“mini系が便利”とか聞いたことあるんだけど──何それ?」
って人のために、サクッと整理しときます。

もう少し詳しく知りたい人はこちらの記事をみて

🧠 o3:「あ、このAI……考えてるな」ってなるやつ

  • 質問してないことまで拾ってくる
  • 補足情報まで自分で集めてくる
  • 指示がちょっと曖昧でも「たぶんこうでしょ?」って察して動く

🤖 ChatGPTの中で、一番“AI感”あるのがコイツ

つまりね
例えば何かのテーマについてブログを書いて!って指示をしたときに
o3が色々考えてくれるわけですよ。
この情報があるといいと考えたら、指示しなくてもWebで検索してきたり
これはPythonで計算させた方がいいと考えたら、Pythonでコード書いて計算させたり
そんな感じである程度自律して行動するヤツです。

それがxなんかでo3すげーーーって言われてる感じですね!

ただし、週50回の使用制限あり(Plusの場合)
──で、ここ重要なんだけど、気づいたら使い切ってる。

僕なんて、リリース当日に使い切りました。
週の後半になると「使えねぇ……」って泣く羽目になります。

もっと使いたければProプラン(月200ドル)へどうぞ。
──冷静に考えて高い。でも、それでも使いたくなる人がいるくらいヤバいのがo3

⚡ o4-mini:「爆速でとりあえず何か出したい人用」

  • 応答がとにかく速い(軽い!)
  • 要約、分類、表の整理とかが得意
  • 難しいことは無理。でもその分ストレスもない

「重いAIは嫌だけど、ちょっと手伝ってくれ」って時に最高。

🔧 o4-mini-high:「図解・コード・処理系の職人」

  • コーディングや視覚的処理に強い
  • UIや構造を読み解く系の作業は得意
  • ChatGPTで「図を説明して」って言いがちな人は、こっちが正解

ぶっちゃけ、エンジニア寄りの人じゃないと良さがわかりにくい。

🤝 まとめるとこんな感じ

モデル得意なこと向いてる人
o3自律的な思考、壁打ち、仮説検証考えを整理したい人、戦略や構造の相談相手が欲しい人
o4-mini要約・分類・サクッと処理系軽作業・スピード重視な人
o4-mini-high図解/コード/構造把握系エンジニア・開発者向き

どれも“隠れ実力派”だけど、メインとして使うにはちょっとクセがある。
だけど、正しく刺さる人にはドンピシャでハマる。
そんな「第3勢力」です。

モデルごとの使用制限、ちゃんと知ってる?

GPT-4oとGPT-4.5、結局どっちを使うべきか?

性能や賢さも大事だけど──
そもそも「何回使えるか」知らないと、話になりません。

どれだけ賢くても、「選べません」って出たら終わりなんですよ。
(Plusユーザーは、これ一度は経験あるはず)

【2025年7月最新】主なモデルの使用制限(Plusプラン基準)

2025年4月と比べて、使用上限がかなり“緩和”されたのが現状。
「週末はAI断食」みたいな生活とは、もうほぼサヨナラです。

モデル名使用上限(ChatGPT Plus)リセットタイミング
GPT-4o80回 / 3時間3時間ごと
GPT-4.5非公開(実質週50回前後)毎週(曜日バラバラ)
o3100回 / 週毎週(曜日バラバラ)
o4-mini300回 / 日毎日(UTC 0:00)
o4-mini-high100回 / 日毎日(UTC 0:00)

※「GPT-4.5」「o3」は週上限なので、調子乗ると一瞬で弾切れ。

逆に「o4-mini」なら毎日リセット、回数で詰むことほぼなし。

🔥 o3と4.5は「思ったより使えない系」なので注意

  • o3は週100回でロック。ガチで触ると2日で終わる。
  • GPT-4.5も週50回前後が現実。しかも人によって20回ちょいで制限かかったり。
  • どちらも「毎日バンバン使う」には向いてません。

「よーし本番これから!」って時に
「ご利用制限です」って普通に出てくる理不尽さ。
毎週AI断食させられたい人向け。


💸 Pro(月200ドル)で無制限ってどうなの?

「全部無制限で回したい!」ならProでフル解放。ただし──

  • そもそも“何がしたいか”明確じゃないと宝の持ち腐れ。
  • 毎日AIに働かせまくる人には安いけど、「なんとなく」で入ると普通に後悔する。

🤖 現実的な使い方はこれ

  • GPT-4oを基本運用(Plusでも大体困らない)
  • 「ここぞ!」で4.5やo3を“温存”運用
  • 枯渇したらPro検討。それまでは“使い分け戦略”が最強

GPT-4oだけでも「十分賢い」。
でも慣れてくると「モデルの切り替えスキル」が生存戦略になる──
今のChatGPT沼は「使い方」こそが知性の証。

あなたに向いてるモデル、診断チャートで決めよう

もう「どれが一番賢いか?」とか聞く時代じゃないです。
“誰にとって”“何をする時に”最適かで選ぶべき。
というわけで、迷える人のために、5問チャートを用意しました👇

✅ GPTモデル診断チャート(2025年7月最新版)

Q1: サクサク速く“とりあえず全部AIに聞きたい”
GPT-4o
(バランス万能・空気読む系。困ったらまずコイツ。)

Q2: 長文・小説・コラム・人間らしい文章を作りたい
GPT-4.5
(共感・感情・ストーリー重視なら。ただし使用上限に注意。)

Q3: モヤモヤ思考の壁打ち・ロジカルな戦略・理系難問を解決したい
o3
(推論・分析ガチ勢。ただし週100回で弾切れ注意。)

Q4: コーディングや図・UI作業など理系AI助手がほしい
o4-mini-high
(Pythonや画像・図も“じっくり推論”してほしい人向け。)

Q5: とにかく大量に速く、軽作業をAIでさばき倒したい
o4-mini
(コスパ最強&毎日300回リセット。API連携や自動化派にも推奨。)


どれも“クセ強キャラ”なので「万能感」だけで選ぶと後悔します。
「これ以上迷いたくない」人はGPT-4oでスタート、それが今の正解。

💡 運用のリアルはこうなる(Plusユーザー前提)

  • 基本はGPT-4oを回す → 十分すぎる賢さと軽快さ
  • 「ここぞ」の場面だけ4.5やo3を使う
  • 制限がきつくなったらProも検討(ただし冷静に)

🤖 僕のおすすめ運用スタイル

まずはGPT-4oを自分の右腕にする。
そして、詰まった時だけ4.5やo3という“頭脳”を召喚する。
それでも足りなくなってきたら、**月200ドル=“戦略チームの人件費”**として考えてProもあり。

このスタイルが、無理がなくて再現性も高いと僕は思っています。

モデルにも“性格”がある。相性で選ぶのが正解

数値スペックだけじゃ、AIの使いやすさってわかりません。
むしろ「こいつ、なんか合わない…」ってなる理由って、性能じゃなくて性格の不一致だったりします。

というわけで、ここではモデルごとの“人格”をざっくり擬人化してみます。
感覚的に「あ、これ自分と合いそう」と思ったら、それが正解です。

モデル名一言でいうと合う人のタイプ
GPT-4o優秀でフットワーク軽い“右腕”アイデアをすぐ形にしたい/実務でサクサク回したい人
GPT-4.5丁寧で論理的な“参謀タイプ”情報を深掘りたい/抜け漏れなく整理したい/文章構造にうるさい人
o3察しがよくて話が早い“共感型AI”モヤモヤを整理したい/仮説や思考の壁打ちがしたい人
o4-miniノリが軽くて気が利く“サブアシスタント”メモ、表、要約など軽作業をサクッと終わらせたい人
o4-mini-high職人肌の“静かな開発エンジニア”図解やコード出力を任せたい人/技術的な要素を扱いたい人

🤖 どう使うかは「性格の相性」で決めていい

「このモデル、気が合うな」と思えるAIが1つでも見つかればOK。
それを「悪くない階層」で使い切るのがコツ。

迷ったら、まずは触ってみる。
そして「なんか話しやすい」「言いたいことをわかってくれる」と感じたら、そのモデルをメインにすればいい。

数値スペックに振り回されるより、“相棒になれるかどうか”の方がずっと大事。
それが、長く付き合えるモデル選びのコツです。

✅ モデルの“性格”と向いてる人のタイプ早見表

モデル一言キャラ説明向いてる人のタイプ例
GPT-4o優秀で動きのいい右腕いろいろ試したい人/実務ベースでサクサク使いたい人
GPT-4.5論理的で静かな参謀情報を丁寧に構造化したい/文章を深掘りしたい人
o3気の利く相棒、AI感が強め思考の壁打ち/仮説検証/曖昧な相談にも付き合ってほしい人
o4-miniノリの軽い助手軽作業を高速でこなしたい人/表や要約などまとめ系が欲しい人
o4-mini-high技術屋気質のコード職人図解やコードを任せたい/開発・実装寄りの人

「スペックで選ぶ」から「性格で選ぶ」へ。
それが、これからのAIとの付き合い方。

まとめ:ChatGPTは“賢さ”より“相性”で選べ

ここまで読んでくれてありがとう。
最後に、現実的で身も蓋もない教訓だけ残しておきます。


✅ GPT-4o/GPT-4.5/o3、全部優秀。でも「クセ」と「場面」で選べ

  • GPT-4o
    → 軽快&空気読む万能型。サクサク動いてストレスなし。迷ったらまずコイツ。
  • GPT-4.5
    → 物書き・共感・感情表現。クリエイティブな仕事・長文作成向き。ただし回数制限に注意。
  • o3
    → ガチ推論・理詰め・理系難問。使いどころは最強だけど週100回であっという間に弾切れ。AIマニアの“沼”枠。

✅ mini系(o4-mini/mini-high)は地味に神

  • o4-mini
    → 軽作業・大量処理・要約・API連携。コスパ最強。
  • o4-mini-high
    → 図やコードなど“じっくり考えてほしい時”の裏技モデル。

普段は目立たないけど、「あ〜、そこやってくれるの神」な場面でだけ無双。


✅ Plusユーザーのリアルな使い分け

  1. GPT-4oをメインで使う(だいたい困らない)
  2. 「ここぞ!」で4.5やo3を温存投入
  3. それでも足りなきゃPro(月200ドル)検討
     (※使い切る明確な目的ない人はやめとけ)

✅ “賢さ”より「付き合いやすさ」重視でOK

ChatGPTのモデルは、もはや“道具”じゃなく“AI相棒”。
全部を制覇する必要なし。
あなたにとって「話が早い」「イラつかない」モデルを選ぶ、それが一番。


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この記事が、「もうどれ使えばいいかわからん…」な人の迷子脱出に役立てば、
それだけで十分です。
それではまた、次の記事で。

参考文献・引用元(2025年4月時点)

🧠 OpenAI公式情報(モデル仕様・性能)

🧩 GPT-4.5関連:国内外のレビュー・分析

この記事を書いた人

コワーキングスペース 代表 鶴田 賢太

「AI系」起業アドバイザー 鶴田賢太です
春日井・名古屋で コワーキングスペース「Room8」 を運営しながら、起業家をサポートしています。

もともとは 簿記1級 から始まり、ITエンジニア、マーケティング、補助金、財務相談と、いろんな分野を経験してきました。でも、これからの時代は AI。今は 生成AI(ChatGPT・Claude・Geminiなど)を駆使して、起業を加速させる方法 を探求しています。

Webサイト制作は 100社以上、SEO対策も得意。補助金申請も 15回以上サポート してきました。けど、これからは AIをどう活用するかが、起業の成否を分ける 時代。Room8では、AI活用の相談も大歓迎です。

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