ペライチがオワコンになる理由をWeb制作20年の僕が予言する【AI時代の必然】

こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です!

最近、お客さんからよく聞かれるんですよね。

「サクッとホームページが欲しいんだけど、ペライチってどうですか?」

う〜ん…どう答えたものか。

Web制作20年以上やってきて、AI使って3年。正直に言うと、僕にはもう見えてるんです。

ペライチの未来が。

昨日、自分のサイトの主要ページをAI使って作り直してたんです。1時間で3ページ完成。

正直言うと、今まで手抜きしてたabout系のページだったので、従来比で言えば圧倒的にクオリティアップ。でも一番驚いたのは作業時間の短縮ですね。

普通にやってたら丸一日かかってたであろう作業が、AIとの対話だけで1時間。しかも出来上がったページは、手抜きどころかちゃんと作り込んだレベル。

その時、ふと確信したんです。

「あ、これでペライチ終わるな」って。

これは予言でも何でもありません。技術の必然なんですよ。

20年以上この業界見てきた僕だから分かる。2015年にペライチが出た時の衝撃、2018年頃のノーコードブーム、そして2022年のChatGPT登場。全部この目で見てきました。

そして今、次の大きな変化の真っ只中にいる。

「ペライチってどうですか?」って聞かれた時、僕の答えは決まってます。

「2025年に、まだペライチですか?」

Contents
  1. Web制作史の大変革:20年以上見続けてきた業界の変遷
  2. ペライチが死ぬ瞬間:僕の予言
  3. なぜペライチユーザーはAIに移行しないのか?
  4. 僕が辿り着いた最適解:WordPress + AI
  5. ペライチの未来予想図
  6. まとめ

Web制作史の大変革:20年以上見続けてきた業界の変遷

コード時代(〜2014年):僕の原点

2002〜2003年頃、ITエンジニアやってた時にFFXIのLSメンバーサイトを作ったのが始まり。その後2005年、30歳の時に知人の会社立ち上げに参加して、そこの会社サイトも担当しました。

あの頃はHTMLとCSS手書きが当たり前、テーブルレイアウトからCSS移行、Flash全盛期も経験した。とにかく全部手作業でしたね。

「コード書けない人はWeb作れない」が絶対的な常識だった時代。

ノーコード革命(2015年〜2021年):ペライチが救世主だった時代

Room8始めて事業としてWeb制作やり始めた頃、ペライチ・Wixが登場。20年近くコード書いてきた僕でも「これは革命だ!」と本気で思いました。

実は、WordPressが出た時も革命だったんですよ。でもWordPressは元々ブログ構築CMSだった。

  • テキストエディタでの記事投稿
  • 見出し設定(H1、H2など)
  • 画像の埋め込み
  • リンクの設定
  • カテゴリー・タグ管理

要するにブログを書く機能

コードがわかる人はカスタマイズできたけど、一般ユーザーには「ブログ更新ツール」でしかなかった。

だから当時の主流は「サイトを業者に作ってもらって、更新(ブログ)は自分で行う」というスタイル。

そこにペライチが現れた

ここにペライチ等のドラッグ&ドロップツールが登場。何が革命的だったかって、コード知らない人でもLP的なページが作れるようになったこと。

WordPress:「ブログ更新はできるけど、LPは業者依頼」 ペライチ:「LPも自分で作れる!」

この差は大きかった。

当時は間違いなく画期的でした。月額課金でも「コード書かなくて済むなら安い」って感覚だったしね。

AI大変革(2022年〜):世界が変わった瞬間

そしてChatGPT登場。最初は正直「ふーん、面白いけど、そのうちできるようになるんだろうな〜」ぐらいの感じでした。

2022年〜2024年前半:まだ「様子見」だった

当初はコーディングなんて全然ダメ。僕もプロンプトを考えるのに必死で、Web制作に使うなんて考えてもいなかった。20年の経験から見ても「まだ時期尚早」レベル。

この頃はペライチユーザーも「AIなんて関係ない」って思ってたはず。

GPT-4o登場あたりから風向きが変わった

各社が「コーディングが!」「Web制作が!」みたいなことを言い始めて、ようやく「実践投入できそうなところまで来たな」と思ったんです。

そして実際に試してみた瞬間

昨日、試しにやってみたら世界が変わった。

1時間3ページなんて、2002年の僕が見たら卒倒するレベル。

20年以上見てきた僕だから分かります。これはもう「いつか来る未来」じゃない。今、ここにある現実なんです。

ペライチが死ぬ瞬間:僕の予言

僕が予言する「ペライチ終了」のシナリオ

20年以上この業界見てきた僕だから言えるんです。技術の流れってのは止められない。

2025年後半: AIツールの精度がさらに向上、一般ユーザーでも簡単に使えるレベルに 2026年: 「月額3000円払ってブロック選んでるの?」という疑問が表面化 2027年: ユーザー離れが加速、特に新規獲得が困難に 2028年: 「ペライチ使ってます」と言うのが恥ずかしくなる時代

これは予言でも何でもありません。技術の必然なんです。

ペライチの存在意義って何だった?

振り返ってみましょう。ペライチが革命的だった理由:

  • 「WordPressではLP作れないけど、ペライチなら作れる」
  • 「ドラッグ&ドロップで簡単」
  • 「月額3000円でプロっぽいサイト」
  • 「テンプレート選ぶだけで完成」

2015年当時、これは間違いなく画期的でした。

2025年の現実:AIならこうなる

でも今はどうでしょう?

AIなら:

  • 「こんなページ作って」で一発生成
  • 月額費用はChatGPT PlusやClaude程度(しかもコード生成以外にも使える)
  • デザインの自由度無制限
  • 参考サイト見せれば真似してくれる
  • WordPressにもペーストできる
  • 「もうちょっとボリューム増やして」で即修正

ペライチ月額3000円(Web制作のみ) vs Claude月額3000円(コード生成+文章作成+相談相手+その他なんでも)。

どっちが価値あります?

ペライチのHTML埋め込み機能も中途半端

「でもペライチもHTML埋め込みできるでしょ?」

調べてみたんですが、制限だらけじゃないですか。

  • レギュラープラン以上(月額課金)
  • 「他の機能と干渉する場合があります」
  • 結局ブロック積み上げがメイン

月額払ってこれですか?

なぜペライチユーザーはAIに移行しないのか?

ここまで読んで「じゃあなんでペライチユーザーはAIに移行しないんだ?」と思うかもしれません。

20年以上この業界見てきて分かるんです。人は変化を嫌う。特に「今のやり方で困ってない」と思ってる時は。

でも、その理由を聞いてみると、大抵が思い込みなんですよね。

「AIはハードル高い」→ 完全に食わず嫌い

これ、一番多い勘違いです。

「AIなんて難しそう…プログラミングの知識とか必要でしょ?」

違います。全然違う。

ChatGPTやClaudeに話しかけるだけ。Google検索より簡単ですよ。

まあ、「美容院のホームページ作って」みたいな雑な指示だとショボいものしかできませんが、ちゃんとした指示なら30分でこのレベルのページが完成します: https://www.room8.co.jp/owner/

(プロンプトの書き方は長くなるので省きますが)

それなのに月額3000円払ってペライチでブロック選んでる場合ですか?

「ノーコードの方が安心」→ 2022年で思考停止してる

「でもやっぱりノーコードの方が安心だよ。AIって怖い…」

これ、2022年のChatGPT初期版で思考が止まってる人の発想ですね。

今のAIの方がよっぽど楽。しかも確実。

ペライチ:

  • ブロック選ぶ → 設定する → 配置する → 微調整する → また設定する…

AI:

  • 「こんなの作って」→ 完成

どっちが「安心」ですか?

「テンプレートで十分」→ むしろ制約でしかない

「でもテンプレートがあるから簡単でしょ?」

逆ですよ。テンプレートは制約でしかない。

AIなら:

  • 「このサイトみたいなデザインで」→ 参考サイト真似してくれる
  • 「もうちょっと上品な感じに」→ 即座に調整
  • 「ここのセクション削って、代わりに実績入れて」→ 瞬時に変更

テンプレート選ぶ時間すら無駄でした。

「コードなんて理解できない」→ 理解する必要なし

「でもHTMLとかCSS、理解しないと怖い…」

車の運転でエンジンの仕組み知ってます? スマホでCPUの構造理解してます?

AIが生成したコードは、ただの「結果」でしかありません。

コピペするだけ。それで終わり。

中身を理解する必要なんて1ミリもないんですよ。

僕が辿り着いた最適解:WordPress + AI

20年以上Web制作やってきて、AI使って3年。現段階で僕が辿り着いた結論がこれです。

WordPress + AI = 今のところベストな組み合わせ

役割分担がうまくいく

WordPress側の担当:

  • テーマ(全体デザイン・レイアウト)
  • ヘッダー・フッター・ナビゲーション
  • CMS機能(記事管理・更新機能)
  • SEO設定・プラグイン管理
  • ユーザー管理・権限設定

AI側の担当:

  • メインコンテンツのHTML+CSS生成
  • ページ固有のデザイン
  • レスポンシブ対応
  • アニメーション効果
  • 細かいレイアウト調整

つまり「テーマを選んで、中身はAI」

WordPress:「枠組み」を提供 AI:「中身」を生成

少なくとも今のところ、これが一番効率良いですね。

実際の制作フロー(昨日の実例)

  1. WordPressでページ作成
  2. Claudeに「こんなページ作って」
  3. 生成されたHTML+CSSをカスタムHTMLブロックに貼り付け
  4. プレビューで確認
  5. 「もうちょっとボリューム増やして」
  6. 修正版をまた貼り付け
  7. 完成

所要時間:1時間で3ページ

なぜWordPressなのか?

「静的サイトじゃダメなの?」

用途によります:

コーポレートサイト・ブログ: WordPress + AI

  • 更新頻度が高い
  • SEO対策重要
  • 管理機能必須

LP・キャンペーンページ: 静的HTML(AI生成)

  • 更新頻度低い
  • 表示速度重視
  • サーバー代安い

ペライチと比較してみましょう

ペライチ:

  • 月額3000円
  • ブロック選んで積み上げ
  • テンプレート感から抜けられない
  • 制限だらけのHTML埋め込み

WordPress + AI:

  • WordPress無料 + AI月額3000円(他用途にも使える)
  • 対話で完成
  • 完全オリジナルデザイン
  • 制限なしのHTML+CSS

どっちが賢い選択でしょうか?

ペライチの未来予想図

AI導入してくる可能性はある

まあ、ペライチ側も黙ってるわけじゃないでしょう。

「AI搭載!簡単な指示でページ生成!」みたいな機能を追加してくる可能性は十分あります。実際、競合他社も似たような動きを見せてますしね。

でもそれって根本的な解決になるのか?

考えてみてください。

ペライチにAI機能が追加されたとして、結局「ブロック積み上げ + AI」でしょ?

「最初からAI」の方が早くないですか?

しかも:

  • ペライチAI:月額3000円(Web制作のみ)
  • Claude:月額3000円(Web制作+文章作成+相談相手+その他なんでも)

ノーコード時代の大きな変化

ペライチが登場した時、「ノーコード」は革命でした。コード書かずにWebサイトが作れる。

でも今、もっと簡単な「ノーコード」が登場した。

従来のノーコード(ペライチ): ブロック選ぶ → 設定する → 配置する → 微調整する

新しいノーコード(AI): 「こんなページ作って」→ 完成

ペライチとの決定的な違い

実は、一番大きな違いはここかもしれません。

ペライチ: 完全に頭の中に形がないといけない。「どのブロック使って、どんな文章入れて、どう配置して…」全部自分で考える必要がある。

AI: 一緒に考えながら作り上げることができる。

「コワーキングスペースのページ作りたいんだけど、どんな内容入れたらいい?」 「料金表はどんな見せ方がいいかな?」 「もうちょっと信頼感のあるデザインにしたい」

AIは制作だけじゃなく、企画段階から相談相手になってくれるんです。

技術の進歩は容赦ない

20年以上この業界見てきて痛感するのは、技術の進歩は容赦ないってことですね。

ペライチやWixが積み上げてきた「ブロック積み上げ」という手法。 WordPressが苦労して作った「ブロックエディタ」。

AIは容赦なく、それら全てを「古い手法」に変えようとしている。

でも、まだ多くの人は気づいてない。

気づいた人から移行が始まる

技術の変化っていつもそうです。

最初は一部の人だけが気づいて、じわじわ広がって、気がついた時には大勢が決まってる。

スマホが出た時も、最初は「ガラケーで十分」って言ってる人が多かった。でも今はどうでしょう?

2025年は転換点

「一人で悩む」から「AIと一緒に考える」に変わった。

まだ多くの人は知らないけど、これが2025年の現実です。

気づいた人から、新しい時代に移行していく。

ペライチ、お疲れ様でした

愛情を込めて言わせてもらいます。

ペライチさん、2015年〜2023年はお疲れ様でした。あの時代、本当に革命的だった。「コード書けない人でもWebサイト作れる」という理想を実現してくれました。

でも、AIという新しい波には勝てなかったようで…

技術の世界って残酷ですよね。昨日まで最先端だったものが、今日突然レガシーになる。

でも、それが進歩ってものなんです。

まとめ

20年この業界見てきて分かったこと

技術の進歩は指数関数的で、予測するのは正直難しいです。

でも一つだけ確実に言えるのは、適応できないサービスは淘汰されるってこと。

僕の予想

未来がどうなるか正直わかりません。

でも20年以上この業界見てきた経験から、僕はこう予想しました:

  • 2025年後半:AIツールがさらに一般化
  • 2026年:「月額払ってブロック選ぶの?」という疑問が表面化
  • 2027年:ペライチからの移行が加速
  • 2028年:「ペライチ使ってます」と言うのが時代遅れになる

これは予言じゃありません。技術の流れを見た上での予想です。

AIを使っていないなら:試してみることをおすすめする

もしあなたがまだAIを使ったことがないなら、一度試してみることをおすすめします。

やり方は簡単:

  1. 自分のビジネスモデルを語る
  2. 「どうしたらいい?」って相談する
  3. 「じゃあそれHTMLとCSSで出力して」って指示
  4. 見栄えを整える指示も忘れずに

多分、驚くと思いますよ。

技術の変化に取り残されないために

変化を恐れる必要はありません。でも、変化を無視するのは危険です。

2025年、新しい時代が始まってる。

気づいた人から、移行していく。

もちろん、ペライチが生き残りをかけて画期的な何かを追加してくるかもしれません。それならそれを使えばいい。

でも今のところ、僕の見立てではAIの方が上ですね。


【SEO設定】

  • キャッチー:「ペライチ終了のお知らせ?Web制作20年の僕がAI時代の現実を語る」
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  • メタディスク:「Web制作歴20年の専門家が語る『ペライチがオワコンになる理由』。AI時代の新常識とWordPress+AI活用法を実例付きで解説」

この記事を書いた人

コワーキングスペース 代表 鶴田 賢太

「AI系」起業アドバイザー 鶴田賢太です
春日井・名古屋で コワーキングスペース「Room8」 を運営しながら、起業家をサポートしています。

もともとは 簿記1級 から始まり、ITエンジニア、マーケティング、補助金、財務相談と、いろんな分野を経験してきました。でも、これからの時代は AI。今は 生成AI(ChatGPT・Claude・Geminiなど)を駆使して、起業を加速させる方法 を探求しています。

Webサイト制作は 100社以上、SEO対策も得意。補助金申請も 15回以上サポート してきました。けど、これからは AIをどう活用するかが、起業の成否を分ける 時代。Room8では、AI活用の相談も大歓迎です。

このブログでは、AI・IT・マーケ・補助金 など、起業に役立つ情報を発信していきます。AIを武器にしたい人、ぜひRoom8に遊びに来てください!