名古屋から意外と近い春日井市JR勝川駅前にあるコワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です。
1月を半ばを過ぎ、寒さが厳しくなってきましたね。
「来週は雪が降るよ!」なんて週末の午後に、Room8が主催する「マンガで学ぶ読書会」を開催しました。
「ビジネス」「読書会」と聞くと固い勉強会というイメージを持つかもしれません。
でも、この読書会はマンガで学ぶビジネス読書会です。
アットホームな雰囲気で自由に感想や意見を交換する「ほっこりビジネス」というイメージのイベントです。
そんなリラックスした雰囲気なので、人前で話したり自分の意見を言うことが苦手な人でも気楽に自分の意見を言うことができます。
マンガなんて
と甘く見ている人、マンガにはマンガのメリットがあります。
一番のメリットは、やっぱりストーリとビジュアルから内容が理解しやすいところです。
ビジネス書は、ちょっと難しい部分があると思いますが、その難解な部分をイメージするのには最適です。
また、それぞれのエピソードが短編集のように、エピソードごとに一話読み切りタイプになっているので、さらに読みやいですね。
他にも、忙しい人でもサクッと読めます!
実際のところ、1時間もかからずに読み終わりました。
読書会の「事前に本を読む」という参加条件もこれならクリアしやすくないですか?
今回は「まんがで身につく アドラー 明日を変える心理学」
アドラーって誰?と言う人もいると思いますので、少しアドラーについてご紹介します。
アドラーは、心理学の分野では有名な人物で「ユング・フロイト」と並んで紹介されています。
自身の心理学を「個人心理学」として確立し、簡単に言うと・・・“個人の悩みや不安も、気づきや見方を変えるだけで、目標に向かっていける”という内容で、日本でも多くの著書が紹介されています。
簡単な自己紹介と共に、それぞれの感想をシェアしました。
同じ本を読んでも感想や考えることって違うんですよね。
参加者の方々の考えを聴いていると、
「そうかぁー!」
「そんな切り口もあるんだ!」
と共感できたり、新しい発見があったりしました。こういう感覚はビジネスの中でも大事なことですよね。
そうすることで理解が深まると思います。
そんな参加者の意見や感想を幾つかご紹介します。
- 「あの人のこと使えない人だね」と言っている人は、使えるような人物に自分がなっていない!という事ですし、褒めた方が伸びる!という人もいるけど、褒め過ぎると褒められるように動くので自主性が出てこない!など、自分が他人に言っている言葉を振り返ってみると、なるほど~考え直さないとなあ~と思いました。
- 今回の課題本が心理学ですので、社会でいかに人間関係を良くするのか?
そんなワザを知ることもできました。人に嫌われるのを恐れ、何で自分は出来ないんだろうと反省ばかりしており充実感がなかったけれど、まわりは皆自分の協力者だと思い人に接するようになったら人間関係がよくなった!という人がいました。この体験談には目からうろこが落ちました。 - また参加者の中には、別のアドラーに関する本を読んでいる方もおられ紹介いただきました。岸見一郎著の「嫌われる勇気」です。
その本を読まれて、ちょっと乱暴な表現ですが人のことはどうでもいい!プライドも捨てて自主性を大切にして行動することが大切です
とご自身の経験を語られました。
今回の読書会は、課題本について深く読み込み登場人物の言動への意見交換ではなく、
この本をきっかけに参加者が、自分の目標、やりたいことを語り合い、
「引き寄せるのか、自分から近づくのか分からないけど、なりたい自分を宣言しイメージすることが大事」
と自主的に宣言までする方もいました。目を輝かせて話している姿は、やっぱりいいものですね!
最後に
読書会に参加し、それぞれの想いをシェアしたことで、いろいろな気づきがあり、最終的にはマンガの内容から外れ、参加者のみなさんの夢や好きなものを語っている姿がとても心に残りました。
本を一人で読んで知識も身に着けていくことは可能だと思いますが、みんなでシェアすることで理解も深まるし、参加者の意見を聞き話をどんどん膨らませて、皆の考えで可能性を伸ばしていく方が楽しいと思いました。
そんなきっかけが欲しい人!
マンガで学ぶビジネス読書会が待っています。
わずか1000円(Room8会員さんは500円)の参加費で色々な気づきがきっとありますよ。