サーチコンソール×AIでブログ戦略を立てたら、アクセスが爆伸びした話

こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です!
最近は、名古屋・春日井を中心に「AIを活用した業務効率化」や「データを使ったブログ戦略相談」も増えてきて、気づけば“AIコンサルタント”みたいなこともしています。

今日は、サーチコンソールのデータをAIに渡して、
リアルなブログ改善戦略を立てる方法について、実践例を交えながらお話しします。

さて、みなさん。
アナリティクスやサーチコンソール、開いて「ふーん」で終わっていませんか?

データを見るだけじゃ、売上もアクセスも1ミリも増えません。
サチコもアナリティクスも、本来の目的は「活用して改善すること」なんです。

でも、正直こう思ったことありませんか?
「サチコのデータって、難しいし、どう活かしていいかわからない…」
「アナリティクスなんてもっと意味不明…」

分かります。僕も最初はそうでした。
専門用語だらけ、統計だらけで、読むだけで疲れますよね。
10年前に一生懸命勉強しました!

──でも、時代は変わりました。

今、僕たちには生成AIという最強の味方がいます。

もう、データの読み方を必死で勉強する必要はありません。
AIに読み取らせて、そのまま実践に繋げればいいだけです。

今回は、サーチコンソールのリアルデータをAIに渡して、
実際に【ブログ戦略の立案】をリアルタイムでやってみたプロセスを公開します。

ちなみに今回は、あえてサーチコンソール(サチコ)のデータだけを使います。
なぜなら、SEO改善やライティング戦略を立てるなら、サチコだけで十分だからです。
(アナリティクスはコンバージョン改善とか内部動線分析に使うものなので、今回は出番なしです)

データを「見るだけ」で終わっていた人、
「難しいから…」とあきらめていた人。

この記事を読めば、
「サチコのデータをAIに渡すだけで、ここまでできるのか!」
ときっと驚くはずです。

それでは、いきましょう。

サーチコンソールのデータをAIに渡すと何ができるか?

サーチコンソールのデータをAIに渡すと何ができるか?

サーチコンソールやアナリティクスって、見ただけでお腹いっぱいになることありませんか?

数字がずらっと並び、グラフがびっしり。
正直、「これ、どう読めばいいの?」と思うのが普通です。

でも、今は違います。

読み解く作業はAIに任せる時代なんです。

AIにデータを渡せば──
・どのページが強いのか?
・どのキーワードが惜しいのか?
・どこを直せば伸びるのか?
を、ロジカルに整理して提示してくれます。

つまり、
人間は「読む努力」じゃなく、「改善する行動」に集中できる

これが、生成AI時代の正しいデータ活用法です。

かつては、
「データを読める人がマーケティングを制す」
と言われました。

でもこれからは、
「AIを使ってデータを活かせる人が、成果を出す」
時代です。

今回はその実践として、
サーチコンソールのリアルデータをAIに渡し、ブログのリライト戦略と新規記事戦略を立てていきます。

実際にどうなるか?
続きをぜひ見てください。

実践編:サーチコンソールのデータをAIに渡してみた

実践編:サーチコンソールのデータをAIに渡してみた

ここからは、実際にサーチコンソールのデータをAIに渡して、
ガチでブログの改善戦略を立てていくプロセスをお見せします。

最初にやるべきことは、もちろん──
全体像の把握。

データ分析っていうと、
いきなりCTRがどうとか、CVRがどうとか、目を細めて小難しい話を始める人がいますけど。
──そんなの後回しでいいんです。

まず見るべきは、
「このブログ、全体としてちゃんと息してる?」ってこと。

Step1:全体像を把握する

AIにサチコデータを読み込ませ、以下を一気にチェックしました。

  • 日別のクリック数と表示回数の推移
  • デバイス別(モバイル・PC)の比率
  • 国別(どこからアクセスされているか)

📈 日別の推移:安定はしてる、でも爆発してない

クリック数も表示回数も、
ぱっと見は「まあ悪くないな」って感じ。
ただし、グラフをよく見ると──

  • 4月中旬からクリック数がじわっと右肩上がり
  • 表示回数も増えてるが、クリック率(CTR)はそこまで爆発してない

要するに、
表示される機会は増えてきた。でも、クリックされるチャンスをまだ取りこぼしてる。
そんな惜しい状態です。

📱 デバイス構成:モバイルが主戦場

次にデバイス別。
こっちはもっとハッキリしてる。

  • モバイル(スマホ)がアクセスの大半を占めている
  • しかもモバイルの方が、PCより順位も高いし、CTRも良い

逆にPCはというと、
「表示回数は多いけど、順位が低いから見向きもされてない」という悲しい現実。

ここから分かるのは一つだけ。

👉 戦うならモバイルだ。PCはオマケだ。

この判断を、データをにらめっこしながら何時間も悩まなくていい。
AIに渡せば、数秒で答えが出ます。

🌏 国別構成:安心の日本ローカル仕様

最後に国別データ。
ざっくり言うと──

  • ほぼ日本オンリー
  • 海外流入もゼロではないけど、無視できるレベル

たまに「海外SEOも意識した方がいいですか?」とか言う人いるけど、
今回に関してはそんな心配するだけ無駄。
国内一本集中。以上。


ここまで一瞬で分かったことをまとめると──

  • ターゲットは日本人、しかもスマホユーザー
  • 表示チャンスは増えてる
  • でも取りこぼしもそれなりにある

つまり今の状態は、
「死んではない。でも、本気で手を入れたら一気に化けるポテンシャルがある」
そんな感じです。

次はいよいよ、
このポテンシャルを現実にするため、
どのページをリライトするか? を特定していきます。

Step2:リライト対象を特定する

全体像が見えたら、次にやるべきは──
リライトすべき記事を炙り出すことです。

ここで大事なのは、
「何となくこのへん弱い気がする」みたいな感覚じゃない。

データで惜しいと証明されたページを、
情け容赦なくピックアップしていきます。

🔥 惜しいページたちを救え

AIにページデータを読み込ませた結果、
次のような「表示はされてるけど、クリックされてない」ページたちが浮かび上がりました。

  • Google Gemini APIキー発行手順まとめ(CTR 2.85%)
  • 起業家向けAIツール紹介記事(CTR 2.57%)
  • 英語メール返信例文まとめ(CTR 1.30%)

これらのページに共通しているのは、
「表示はされている。でも、読者の指が動かない。」
という残酷な現実。

🎯 なぜクリックされないのか?

ざっくり言うと──
タイトルが弱い。

もっと言えば、

  • 「何が得られるのか」がパッと伝わらない
  • 「急いでクリックする理由」が作れてない

タイトルとディスクリプションは、
【たった数秒で選ばれるか捨てられるか】が決まる超重要パーツです。

ここをナメると、
どんなに中身が良くても誰にも見てもらえません

──悲しいけど、これが現実です。

🛠 じゃあどうリライトする?

今回リライト対象になったページに対して、
具体的にこういう改善を提案しました。

ページ改善ポイント
Google Gemini APIキー発行手順「【超簡単】初心者向けAPIキー発行マニュアル」みたいに、即役立つ感を出す
起業家向けAIツール紹介「【2025年版】個人起業家必携のAIツール7選」みたいに、ターゲットと年号を明示する
英語メール返信例文まとめ「【コピペOK】英語メール返信テンプレート集」みたいに、即使えるメリットを強調する

要するに、
「今すぐ読みたい!」と思わせるタイトルに変えろ。
これだけです。

リライトっていうと、
「本文全部書き直さないと…」とか思うかもしれませんが、
最初に変えるべきはタイトルとディスクリプション。

🧠 ここで学べること

  • 惜しいページは、必ずデータに現れる
  • 感覚で直すな。データを見ろ。
  • リライトは、まず「入り口(タイトル)」から叩け

これが、データに基づくリライト戦略の基本です。

次はいよいよ、
新規記事をどう攻めるか?
未来を作るフェーズに入ります。

Step3:新規記事戦略を立てる

リライトだけじゃ、ブログは伸びきらない。

既存の記事を手入れするだけでは、
じわじわ成長するかもしれないけど、爆発はしない。

じゃあ、どうするか?

答えは一つ。
新しい記事を、今の「惜しいキーワード」から生み出す。

これが、攻めの一手です。

🔍 クエリ分析で未来を掘り起こす

AIにサチコのクエリ(検索キーワード)データを読み込ませ、
次のような視点で精査しました。

  • 表示回数はあるのに、クリックされていないキーワードはないか?
  • 現在の記事では拾いきれてないニーズはないか?
  • 競合が弱そうな穴場キーワードはないか?

すると──
いくつか「お宝キーワード」が浮かび上がりました。

たとえば、

  • 「GPT-4o 使い方」
  • 「Gemini API 料金」
  • 「個人起業家 AI活用 事例」
  • 「AIライティング 成功例」

こういうキーワードは、
今のサイトのテーマと親和性が高いのに、
まだガチで取りに行ってる記事がない。

つまり、「出せば取れる」状態です。

✍️ 新規記事のアイデア

これらのお宝キーワードを元に、
今すぐ仕込むべき新規記事案をリストアップしました。

キーワード新規記事案
GPT-4o 使い方【初心者向け】GPT-4oの使い方徹底解説【できること・できないこと】
Gemini API 料金Google Gemini APIの料金体系まとめ【2025年最新】
個人起業家 AI活用 事例個人起業家がAIで業務効率化したリアル事例5選【2025年版】
AIライティング 成功例AIライティングを成功させた企業事例と失敗しないコツ

これ、
全部、今すぐ書けます。
むしろ、書かない理由がない。

🧠 ここで学べること

  • 「足りない部分」をデータから逆算して補うのが新規記事戦略
  • 思いつきで記事を書く時代は終わった
  • 必要なのは、データに基づく必然性だけ

そして何より、
AIを使えば、
こういう【お宝キーワード発掘 → 新規記事案作成】も、
人間が眉間にシワ寄せてウンウン唸る時間なしで、
秒速でできる。

これが、AI時代のブログ戦略です。

次はいよいよ、
このプロセスを通じて感じた、
リアルな手応えと気付きをまとめます。

実践してみて感じたこと

実践してみて感じたこと

データをAIに読み込ませて、戦略を立てた──
と言うと簡単に聞こえるかもしれない。

でも実際は、
「即応」と「戦略的対応」の両方をちゃんと仕込んだからこそ、結果が出た。

📈 o3リリース直後、即記事化

まず、4月某日。
ChatGPTの新バージョン「o3」リリースのニュースが飛び込んできた。

これはもう、サチコ分析とか関係ない。
「出たなら書く。即書く。」
迷わずo3単体の記事を新規で公開した。

これが、即応。

🔥 翌日、データを使った戦略的リライト

問題はその翌日だ。

「さて次、何を書くか?」
ここで一瞬手が止まった。

そこで──
サーチコンソールのデータをChatGPTに読み込ませた。

すると、AIがこう言った。

「この『ChatGPT-4oと4.5の違い』の記事、惜しいですね」
「ここにo3の情報を追加してリライトすれば、さらに跳ねますよ」

なるほど、と思った。

確かに、4oと4.5を比較した記事は、すでに9位あたりにいた。
そこに、o3という新しい要素を加えれば、
検索意図を広げながら、さらに順位を押し上げることができる。

すぐにリライトに着手。

  • o3の情報を加筆
  • 関連記事への内部リンクを強化
  • タイトルとメタディスクリプションも微調整

つまり、
「AIが掘り起こしてきたチャンス」を、即座に形にした。

これが、データを活かすということだ。

🚀 そして、結果

どうなったか?

これだ。

ユーザー数は、
予測レンジをぶち抜いて、異常値レベルで跳ねた。

「たまたま当たった」じゃない。
データを武器にして、狙って跳ねさせた。

🧠 改めて実感したこと

行動は、間違いなく重要だ。
でも──闇雲な行動だけでは、限界がある。

本当に強いのは、
戦略を持って、行動できる人間だ。

ただ、
戦略を立てるのは簡単じゃない。

  • 知識がいる
  • 経験がいる
  • 分析力がいる

普通なら、
このハードルの前に立ち尽くすしかなかった。

でも、今は違う。

生成AIがある。

AIにサチコのデータを渡せば、

  • どこを直すべきか
  • 何を書くべきか
  • どう伸ばすべきか

全部、数分で見えるようになる。

つまり、
戦略を持った行動が、誰にでもできる時代になった。

考えすぎて動けないことも、
闇雲に努力して消耗することも、
もう必要ない。

今は、
行動できる人が強い。 でも、戦略を持って動ける人は、もっと強い。

そして、その戦略を最速で手に入れる武器が、AIだ。

それを、今回改めて実感した。

まとめ

今回は、サーチコンソールのリアルなデータをAIに読み込ませて、
ブログ戦略を立て、実際にリライト・新規記事を仕掛け、
そして結果を出すまでのプロセスをリアルにお見せしました。

おさらいすると──

  • Step1:全体像を把握
     → どのターゲット層を狙うべきか、どの環境(モバイル中心)で勝負するべきかを明確化。
  • Step2:リライト対象を特定
     → データで惜しいページを選び、感覚ではなく確実に効果の出るリライト案を作成。
  • Step3:新規記事戦略を立てる
     → クエリ分析から拾えていない需要を発掘し、未来への布石を打った。

そして、
これらを机上の空論じゃなく、リアルに実行した結果、アクセスは急増しました。

ここで一番伝えたいのは、
「AIを使えば簡単にアクセスが増える」なんて甘い話じゃありません。

大事なのは、
行動すること。 でも、戦略を持って行動すること。

そして今の時代、
その戦略を手に入れるハードルは、思っているよりずっと低い。

サーチコンソールを開いて、データをAIに渡すだけ。
あとは、提示された一手を、実行に移すだけ。

今まで「分析は苦手」「データは難しい」と感じていた人でも、
AIを使えば、戦略的に動く側に立てる。

ただ、ここでもうひとつ重要なことを伝えたい。


AIを使うと、たしかに戦略を一瞬で手に入れられる。
でも──
AIが出す戦略が、常に正しいとは限りません。

ときには、

  • 「それ、本当に合ってる?」
  • 「他にもっといい方法あるんじゃないか?」
  • 「そもそも前提条件ズレてない?」

っていう違和感を持つこともあるはずです。

そのときは、
遠慮なくツッコミを入れてください。

  • 「それどういうこと?もっと詳しく説明して」
  • 「それ違うだろ」
  • 「こういう可能性もあるよね?」

思ったことを、全部ぶつければいい。

人間相手だったら、
嫌われるかもとか、変に思われるかもって気を遣うかもしれない。

でも、
AIは絶対にあなたを嫌わない。

遠慮せずに、どんどん突っ込めばいい。
そうやってAIとの壁打ちを繰り返す中で、 戦略の精度も、自分の思考もどんどん磨かれていきます。

AIを”正解を教えてくれる存在”として盲信するんじゃなく、
「一緒に考えるパートナー」として使い倒す。

それが、
この時代を一歩リードする一番シンプルで、強い方法だと僕は思っています。


さあ、次はあなたの番です。

もし、さらにAIを活用したブログ戦略の具体的なやり方を知りたいなら、
こちらの記事も参考にしてみてください。

👉 AIを活用したリライト戦略の具体例はこちら
👉 AIを使った新規記事戦略の立て方はこちら

(※記事公開後、リンク差し込み予定)

この記事を書いた人

コワーキングスペース 代表 鶴田 賢太

「AI系」起業アドバイザー 鶴田賢太です
春日井・名古屋で コワーキングスペース「Room8」 を運営しながら、起業家をサポートしています。

もともとは 簿記1級 から始まり、ITエンジニア、マーケティング、補助金、財務相談と、いろんな分野を経験してきました。でも、これからの時代は AI。今は 生成AI(ChatGPT・Claude・Geminiなど)を駆使して、起業を加速させる方法 を探求しています。

Webサイト制作は 100社以上、SEO対策も得意。補助金申請も 15回以上サポート してきました。けど、これからは AIをどう活用するかが、起業の成否を分ける 時代。Room8では、AI活用の相談も大歓迎です。

このブログでは、AI・IT・マーケ・補助金 など、起業に役立つ情報を発信していきます。AIを武器にしたい人、ぜひRoom8に遊びに来てください!