2017年SEO対策 – 第一弾AMPは必要か?

おはようございます。
Room8鶴田です。
Room8は、名古屋・春日井を中心にWeb集客を目的としたホームページ制作をしています。

Webの業界は変化が激しいことで有名です。
一昔前までは、被リンクで検索上位を狙うことが出来ました。
それがペンギンアップデートで無効になり、今まで被リンクで上位表示させていたサイトが軒並み下落しました。

そのペンギンアップデートと同じくして施工されたのが、パンダアップデート!
これは、超簡単に言うと、低品質なコンテンツの順位を下げ、良いコンテンツの順位を上げるものです。
まさに、コンテンツ戦国時代です。

コンテンツ・イズ・キングですね。

そして、僕が2017年重要だと思っているのは、このコンテンツとスマホ対応です。
スマホの普及により、スマホからの流入が重要です。
因みにウチのサイトは、スマホ55%・パソコン40%・その他5%と言った感じです。
ウチがコンサルした女性をターゲットにしたサイトでは、なんと98%がスマホからの流入でした。
これからは、スマホからの流入を意識する必要があります。

今までのホームページのスマホ対応といえば、レスポンシブがメインでした。
そこで、今回のそのスマホ対応として注目されているAccelerated Mobile Pages通称AMP

AMP(Accelerated Mobile Pages)とは?

これは、オーディオ機器のアンプですが、AMPもアンプと呼びます。

AMP(Accelerated Mobile Pages)とはGoogleとTwitterで共同開発されている、モバイル端末でウェブページを高速表示するためのプロジェクト、またはそのためのフレームワーク(AMP HTML)のことです。

SEO HACKより引用

まあ、こんな感じで、GoogleとTwitterが共同開発したサイトを高速に表示させるプロジェクトです。
目的は、ユーザビリティー(ユーザーにとっての使い勝手)の向上です。

なぜAMP(Accelerated Mobile Pages)が必要か?

Googleは、いつもユーザーに焦点を絞れと言っています。
ユーザーに喜ばれる記事を書くことで良質のコンテンツと評価されます。

良質のコンテンツと言うのは、もちろん記事の内容が一番ですが、どんなに良い記事でもとても見にくいサイトは読者がすぐに離脱していまいます。
見られないサイトは、悪いコンテンツだという評価がGoogleより下されます・・・

高速に表示されるというのもユーザーにとって良いことです。
読み込みに時間がかかるとイライラしませんか?
読み込みに3秒以上かかるとそれだけで4割の人が離脱します。
それだけ、読み込み速度も重要なのです。

従来のスマホ対応であるレスポンシブという仕組みです。
これはどちらかと言うと、スマホの画面に合わせた表示をさせることを目的としています。

しかし、このAMPはスマホの画面に合わせた表示だけではなく、読み込み速度も重視した仕組みになっています。
極力、読み込み速度を遅くする要素を排除し高速で表示することを目的としています。

そのため、AMPのサイトは一瞬で読み込まれます。

AMP(Accelerated Mobile Pages)のメリット・デメリット

メリット

読み込み速度

メリットは、一番のメリットは言うまでもなくその読み込み速度です。
読み込み速度を上げることで、読者のストレスを軽減します。

AMPは、SEOの効果は極わずかだと言われていますが、読み込み速度の向上により読者に好かれることには繋がります。
その結果、副産物的にSEOに強くなる効果は期待できます。

カルーセル表示

導入方法などの専門的な設定方法は省きますが、schema.orgを実装することでトップニュースのカルーセル枠に表示させる事ができます。
これも、他のサイトの記事よりも目立つのでメリットが大きいです。

デメリット

導入が大変

デメリットは、その設定にしづらさです。
素人には、なかなか手がでません。
Wordpressの場合、AMPプラグインで比較的簡単に導入できますがAMPプラグインで導入した場合、デザインが全て同一になります。

一部JavaScriptが使えない

AMPに対応したJavaScriptしか読み込むことはできません。
その為、利用できない機能なども出てきます。

AnalyticsもAMP用に別途実装する必要があります。
また、アフィリエイトも一部のサービスしかAMPに対応していません。
対応していないアフィリエイトサービスを利用しているアフィリエイターは、サービスがAMPに対応するまで無理に導入する必要はないでしょう。

普及するかは未知数

Googleが力を入れているとは言え、サービスが終了する可能性もあります。
うまく普及すれば、早くから導入しているサイトにはメリットは大きくなりますが普及せずにサービスが終了してしまえば、導入した手間が無駄になります。

まとめ

SEO対策は、これさえしておけば大丈夫というものではなく
小さな対策の積み重ねが重要です。

AMPも直接的なSEO効果は低いと言われていますが、ユーザーの使い勝手(ユーザビリティー)で言えば確実にプラスにはなります。
このような小さな積み重ねをコツコツとやってアクセスを稼いで行きましょう。

Room8のサイトにおいても、HTTPS化に続きAMPも実装しました。
HTTPSの必要性についてはコチラを参照してください。

この記事を書いた人

鶴田 賢太

大学時代、日商簿記の一級まで取得!!
それにより幹部候補だと言われ調子にのって就職するも、パソコンに興味を持ち、これからはITの時代だ!なんて、わずか1年で会社を辞め職業訓練校に通う。
ほんの基礎だけを学び、某大手の富○通のグループ会社で働く、そこも30歳になる頃、富◯通を退職しベンチャーの立ち上げに参加、その後外資系保険会社に転職し、3年後FP事務所を立ち上げ起業
それと同時ぐらいに、コワーキングスペースに魅了され2014年コワーキングスペースを立ち上げ。2015年に一般社団法人春日井起業支援センターを設立し、2016年にはRoom8法人化!
波乱万丈人生を楽しんでます。