【ノーコード開発】AIとの対話でアプリ開発が可能に!次世代開発ツール「Bolt」のご紹介

こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です!今日はAIを使ったノーコード開発についてお話しします。

春日井で起業を考えている方、ITツールの導入を検討している方に、画期的なツールをご紹介したいと思います。「システム開発にコストがかかりすぎる」「アイデアはあるけど、技術的なハードルが高い」そんな声をよく耳にします。

今日は、そんな課題を解決する可能性を秘めた、AIノーコード開発ツール「Bolt」をご紹介します。Stack Blitz社が開発したこのツールは、公式サイトからアクセスできます。

ノーコード開発とAIが変える開発の未来

従来の開発手法と課題

アプリ開発では、通常こんな選択肢がありました:

  1. 開発会社への依頼
  • 開発費用:数十万〜数百万円
  • 開発期間:2〜6ヶ月
  • 仕様変更の都度、追加コストが発生
  1. 自社でのプログラミング開発
  • 学習期間:3ヶ月〜1年
  • 必要スキル:HTML/CSS、JavaScript、データベースなど
  • 人材採用や教育にコストが必要

Boltが提供する新しい可能性

  1. AIによる対話式開発
  • 日本語での要件定義
  • リアルタイムのフィードバック
  • 直感的な機能実装
  1. 包括的な開発環境
  • クラウドベースの開発環境
  • データベース連携
  • ホスティング込み
  1. 自動化機能
  • エラー検知と修正
  • レスポンシブデザイン対応
  • セキュリティ対策

Boltで実現できるアプリケーション例

ノーコード開発で作成可能なビジネスアプリケーションのインターフェースデザイン

業務管理システム開発

  • 工程管理アプリ
  • 作業進捗の記録
  • タスクの割り当て管理
  • レポート作成機能
  • チーム間の情報共有
  • 在庫管理システム
  • 商品データベース連携
  • 在庫数の自動計算
  • 発注点管理機能
  • バーコード読み取り連携

顧客管理システム

  • 予約管理機能
  • カレンダー連携
  • 自動リマインド設定
  • 顧客情報管理
  • 顧客フォロー機能
  • 対応履歴管理
  • メール配信設定
  • アンケート収集

データ分析ツール

  • 売上管理ダッシュボード
  • グラフ表示
  • 期間別集計
  • CSV出力機能

AI ノーコード開発ツールBoltの具体的な使い方

1. 開発の流れ

AIとの対話例:

ユーザー:「在庫管理アプリを作りたいです。商品名、個数、発注点を登録できるようにしたいです」

Bolt:「以下の機能を実装します:
- 商品マスタ管理
- 在庫数管理
- 発注点アラート
これらの機能でよろしいですか?」

ユーザー:「はい。あと、商品画像も登録したいです」

Bolt:「画像管理機能を追加します:
- 画像アップロード
- サムネイル表示
- ギャラリー表示」

2. カスタマイズ機能

画面デザインの調整も日本語で指示可能:

「ヘッダーの色を会社のブランドカラーに変更して、
スマートフォンでも見やすいレイアウトにしてください」

3. データ連携機能

既存データの活用も可能:

「CSVでのデータ入出力機能を追加して、
既存の在庫データを取り込めるようにしてください」

Boltの料金プラン

1. スタータープラン(無料)

  • 100万トークンまで利用可能
  • 基本機能が利用可能
  • 個人開発向け

2. プロフェッショナルプラン(月額20ドル)

  • 1000万トークン
  • 商用利用可能
  • テクニカルサポート付き

3. ビジネスプラン(月額50ドル〜)

  • カスタムトークン設定
  • API連携
  • チーム開発対応

AIを使ったノーコード 開発の特徴

向いている開発ケース

✅ 以下のような用途に最適:

  • 社内業務システム
  • プロトタイプ開発
  • データ入力・管理
  • レポート作成システム
  • 顧客管理ツール
  • 簡易的なWebアプリケーション

検討が必要なケース

⚠️ 以下の場合は要検討:

  • 複雑な計算処理が必要
  • 大規模データベースの処理
  • リアルタイム処理が必要
  • 特殊なAPI連携が必要

まとめ:新しい開発手法の可能性

ノーコード開発とAIの組み合わせは、アプリケーション開発の新しい選択肢を提供します。特に小規模な業務システムやプロトタイプ開発において、Boltは効率的な解決策となる可能性を秘めています。

【お知らせ】Room8発!AIを学ぶコミュニティ始動

春日井のコワーキングスペースRoom8でのAIコミュニティ活動イメージ

ノーコード開発やAIツールの可能性を一緒に探求する「Room8 AI Lab」を立ち上げます。

コミュニティの特徴

  • 最新AIツールの実践的な活用方法を学ぶ
  • 参加者同士の情報交換
  • 実際の業務課題について相談
  • オンライン・オフラインでの交流

活動予定

  • AIツール活用のワークショップ
  • 参加者同士の情報交換会
  • 実践的な活用方法の共有
  • ツール体験セッション

参加をお待ちしている方

  • AIに興味のある方
  • 業務効率化を目指す方
  • 新しい技術を学びたい方
  • ITツールを活用したい方

プログラミング経験は必要ありません。
「知らないことを素直に聞ける」という姿勢を大切にしています。

興味がある人はお問い合わせから

参加特典

  • コミュニティ専用Slackチャンネル招待
  • Room8での作業スペース割引
  • 勉強会への優先参加権

春日井から始まる新しいIT活用の波。
一緒にAIの可能性を探求していきましょう!

この記事を書いた人

コワーキングスペース 代表 鶴田 賢太

こんにちは、「雑種系」起業アドバイザーの鶴田です。20年以上、様々な分野を渡り歩いてきた経験を活かし、今は春日井市でコワーキングスペース「Room8」を運営しながら、起業家の皆さんのサポートをしています。

私の旅は大学時代に取得した日商簿記1級から始まりました。その後、富士通グループでSEとして6年間働き、ITの世界で幅広い知識を得ました。Windowsから Mac、Linuxまで、様々なシステムを扱えるようになりました。

2014年、「人と人とが繋がる場所を作りたい」という思いから、Room8を立ち上げました。立ち上げから約2年後の2016年には、その取り組みが中日新聞に取り上げられ、地域のケーブルテレビにも何度か出演させていただきました。

ここRoom8では、簿記の知識を活かした財務相談や、IT時代の経験を生かしたパソコン相談など、これまで積み重ねてきた「バラバラな」経験が不思議と一つにつながり始めたんです。

起業家の皆さんの中には、パソコンに詳しくない方も多いんです。基本的な操作方法から便利な使い方、効率的なツールの紹介まで、幅広くサポートしています。実は、私自身がパソコン好きだったことがきっかけでIT業界に転身したんですよ。今でもITへの情熱は冷めず、最新のAI技術も積極的に活用しています。

Webサイト制作事業も手がけ、100社以上のサイトを作成してきました。SEO対策にも力を入れ、以前は「名古屋 コワーキングスペース」で検索1位を獲得したこともあります。数年前には、あるアプリのマーケティングで6ヶ月で2万PVを達成するなど、デジタルマーケティングの分野でも成果を上げてきました。

補助金申請のサポートも行っています。小規模事業者持続化補助金は自身で3回採択されただけでなく、Room8会員のサポートでも15回以上の採択実績があります。以前はIT補助金のIT導入支援事業者としても登録していました。

FP技能検定2級も持っているので、起業家の皆さんの財務面でのアドバイスもできます。「簿記の知識」「ITスキル」「FPの知識」「補助金申請のノウハウ」。かつては「バラバラ」と言われたこれらの組み合わせが、今では起業家の皆さんのサポートに大いに役立っています。

これからも地域に根ざしながら、新しいチャレンジを続けていきたいと思っています。最近のマイブームは人工知能(AI)、特に生成AIです。これも将来、きっと皆さんのお役に立てる日が来るはず。そんな期待を胸に、日々学び続けています。

このブログでは、財務、IT、マーケティング、補助金申請のコツ、そしてAIまで、幅広いテーマについて、私の経験や気づきをお伝えしていきます。「バラバラ」と思えた経験が、実は大きな強みになる。そんな可能性を、皆さんと一緒に探っていけたら嬉しいです。

起業を考えている方、新しいチャレンジを模索している方、ぜひRoom8に足を運んでみてください。きっと、思いもよらない出会いや気づきが待っているはずです。一緒に、この学びの旅を楽しみましょう!