こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です!
このシリーズも最終回となりました。今日は、この60日間で気づいた、意外だけど大切なことをお話ししたいと思います。
ブログを続けるコツって、意外なところにありました。
「時間管理を徹底する」 「毎日何時間も作業する」 「細かいルーティンを作る」
…正直、僕はこれらをきちんとできていません。
それなのに60日間続いているのは、もっと別の理由があったんです。
それは「最初にAIと一緒に明確な目的を定めた」こと。
たとえば、コワーキングスペースの運営って、様々な方向性がありますよね。
- 便利な立地を活かして、テレワーカー向けに
- コミュニティを重視して、起業家向けに
- 学生向けのスペースとして
- シェアオフィス寄りに
これを自分一人で決めようとすると、「あそこは学生向けで成功してるらしい」「ここはテレワーク特化で人気」みたいな情報に振り回されて、ブレブレになりがちです。
でも、AIと対話しながら目的を決めていくことで、「起業家向け!」と明確に定まった。 すると自然と、発信すべき情報や内容も見えてきたんです。
今日は、この60日間で個人的に重要だと感じた:
- AIと一緒に目的を設定する方法
- 目的が定まると継続が楽になる理由
- 具体的な実践手順
をお伝えできればと思います。
「続けられるかな…」という不安、僕もすごく分かります。でも、まずは「なぜ書くのか」「誰に向けて書くのか」をAIと一緒に考えてみませんか?
それでは、具体的な方法を見ていきましょう!
AIと一緒に考える目的設定
人は「なぜブログを続けられないのか」
それは、ブログを書くこと自体が目的になってしまっているからかもしれません。
まず、人生の大きな目的から考える
僕の場合、AIとの対話はこんな問いかけから始めました:
Copy以下について、率直な気持ちを整理させてください:
- 人生で何を実現したいか
- どんな時に心が躍るか
- 誰のために、何を届けたいか
- どんな場所で、どんな人と関わりたいか
この問いかけで気づいたんです。
僕にとって「何かに挑戦する」という行為は、純粋にワクワクすることなんだと。 そして、そういう前向きなパワーを持った人たちが集まる場所に身を置きたい。
これが、最も根源的な想いでした。
大きな目的から具体的な目標へ
この内なる想いは、段階的により具体的な形になっていきました:
大きな目的:
- 挑戦する人が集まり、高め合える場所を作る
↓
具体的な目標:
- 起業家が集まるコワーキングスペースを作る
- 起業家同士が繋がれるコミュニティを育てる
- 挑戦を後押しする情報や機会を提供する
↓
実現のための行動:
- 起業家に役立つ情報を発信する
- 実践的な知識やノウハウを共有する
- コミュニティづくりのための施策を実行する
↓
その中の一つのアクション:
- ブログで毎日情報を発信する
なぜ継続できているのか
ブログ継続は、決して最終目的ではありません。 それは、大きな目的を実現するための一つの手段に過ぎません。
だからこそ:
- 「今日は書くのが辛いな」と感じても
- 「これで良いのかな」と迷っても
- 「成果が出るのかな」と不安になっても
大きな目的に立ち返れば、また前に進めるんです。
AIとの対話で見えてくる階層構造
特に良かったのは、AIが:
- 漠然とした想いを言語化してくれる
- 目的から具体的な行動までの階層を整理してくれる
- それぞれの段階での具体案を提案してくれる
という存在になってくれたこと。
「ブログを続けたい」という思いだけでなく、その先にある大きな目的を見つけることが、実は継続の秘訣だったんです。
ブログ継続のための実践的な手順
ブログを継続する上で最も不安に感じるのが「ネタ切れ」ではないでしょうか。でも、実はそれは杞憂なんです。
ネタはあなたの周りに無限にある
私たちの日常には、実は無数のネタが転がっています。読んだ本やニュース、お客さんからの質問、日々の仕事での気づき。これらはすべて、価値ある情報になり得るんです。
特に印象深いのは、お客さんからの質問です。同じような悩みを持つ人は必ずいるはず。その解決策を記事にすることで、多くの人の役に立つ情報が生まれます。
また、日々の経験や感じたことも大切なネタになります。なぜなら、それはあなただけの独自の視点を持った、オリジナルの価値ある情報だからです。
AIを活用したネタの広げ方
さらに、AIを使えばアイデアは無限に広がります。例えば、「起業家に役立つブログのネタを提案して」と尋ねるだけでも、様々な分野のアイデアが出てきます:
- マーケティングとブランディング
- 実践的なビジネス知識
- 生産性向上とマネジメント
- 最新トレンド
ここからさらに深掘りしていきます。マーケティングについて書こうと思ったら、「マーケティングに関する具体的なテーマを提案して」と質問します。
すると、
- デジタルマーケティング
- アナリティクスの活用法
- マーケティングミックス
- AIDMA/AISASモデル
- 顧客心理モデル
- など
具体的なテーマが次々と出てきます。
一つのテーマを複数の記事に展開
一つのテーマで終わらせる必要はありません。例えば、AIDMA/AISASモデルについて書くなら、それを5回シリーズにすることもできます。
AIに
1つの記事でまとめると長いので,シリーズ形式で書いていきたい
オススメのタイトル案を考えて
と試しに依頼してみたところ、基礎知識から成功事例や比較など、全7回のタイトル案を提案してくれました。ちなみにもっと増やす事も可能です。
個別記事のタイトル案
第1回:序章 - モデルの全体像
「消費行動を理解するための鍵:AIDMAとAISASとは何か?」
第2回:AIDMAモデルの基礎
「AIDMAモデル完全解説:消費者が買うまでの5つのステップ」
第3回:AIDMAモデルの成功事例
「AIDMAモデルはこう活かす!マーケティング成功事例と実践法」
第4回:AISASモデルの基礎
「AISASモデルの新常識:インターネット時代の購買行動を解説」
第5回:AISASモデルの成功事例
「AISASモデルの活用術:検索と共有が変えるマーケティング戦略」
第6回:AIDMAとAISASの比較
「AIDMA vs AISAS:どちらを使うべき?違いと使い分けを徹底解説」
第7回:未来を見据えたマーケティング
「AIDMAもAISASも超える?次世代の消費行動モデルを予測する」
アイデアから記事作成へ
ネタが決まったら、いよいよ記事作成です。ここでもAIは強力な味方になってくれます。記事の構成を考えたり、各セクションの展開方法を検討したり、より具体的な例を提案したり。AIと対話しながらライティングを進めていけます。
具体的なライティング方法については、また別の記事でじっくりとご紹介する予定です。
つまずきやすいポイントと対策
「ネタがない」と感じたときは、まず自分の日常を見直してみましょう。お客さんとの会話を思い出したり、AIにブレストを依頼したりするのも効果的です。
記事の深さが出ないと感じたら、シリーズ化を検討してみてください。一つのテーマを複数の角度から掘り下げることで、より充実した内容になっていきます。
ネタ出しは、決して苦しい作業ではありません。新しい気づきと学びに満ちたものになるはずです。
まとめ:これから始める方へ
このシリーズでは、AIを活用したブログ運営について、3回に分けてお伝えしてきました。
第1回では、ChatGPTとClaudeを使ったブログ運営で60日間でSEO効果が出始めた体験を。 第2回では、ChatGPTでSEOに強い記事を書くための具体的な方法を。 そして今回は、AIを活用したブログの継続方法についてお話ししました。
ここで大切なことを、もう一度整理させてください。
ブログを継続するコツは、実は技術的なものではありません。それは、明確な目的を持つことです。「なぜブログを書くのか」「誰に何を届けたいのか」。この本質的な問いに向き合うことから、すべては始まります。
僕の場合は「挑戦する人が集まる場所を作りたい」という想いが、起業家向けの情報発信というカタチになり、そこからブログという具体的なアクションが生まれました。
そして、その目的に向かって進む中で、AIは強力な味方になってくれます。考えを整理し、アイデアを広げ、具体的な行動をサポートしてくれる。それは、まるで頼もしい伴走者のような存在です。
これから始める方へ。 完璧なブログを目指す必要はありません。 大切なのは、まず自分の内なる想いと向き合うこと。 そして、その想いをカタチにする手段として、AIをうまく活用すること。
最後に、このシリーズを読んでくださった皆さんへ。 ブログ運営の道のりは、決して平坦ではないかもしれません。でも、明確な目的があれば、必ず道は開けます。
皆さんの挑戦が、すてきな成果につながりますように。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!