「脳にアドバイス」で肩こりが良くなった、春日井の整体とは?

 

肩・首・背中・腰こりこり人生

こんにちは!ウェールズ歴史研究家のたなかあきらです。

僕は長年の間、肩こり、首こり、腰こり、背中こりに悩んできました。
仕事ではほぼパソコンの前に座っている毎日で、家に帰ってからも休日の日もブログを書くために、パソコンから離れることが出来ない生活を送っていました。

 

どうですこんな生活?体がどうなると思います?

 

僕の体は酷い状態でした。肩はギブスをはめられた様に回らなくなり、腰から背中はでっかい甲羅をいつも背負っているようどーんと押しつぶされるような思い感覚、首はいつも寝違えてしまったように動かすとピリピリと突き抜ける痛み・・・体中全体にこんな厳しいプレッシャーをいつも感じていました。

 

考えつくアラユルことをやりました。いろんな所に通い、自分でもいろいろ試しました。

 

しかし、、、しかし、、、
僕の顔がほころんだ事はなかったのです。

 

しかし、、、しかし、、、
ある時、事件が起こりました。

柔の整体との出会い

2016年11月14日(月)、雨の降る夜のことでした。
僕は愛知県春日井市の春日井駅周辺を歩いていました。ラーメン屋のそばにある一棟のビルを見つけそこに入っていきました。

 

薄暗い階段を上がり茶色のドアを恐る恐る開けました。
そして、そこには・・・・

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僕は、ここ良かったよ~と人に聞いたり、記事を読んだりして、思い切ってここのドアを叩きました。思い切ってと書きましたが、ここは「整体」なのです。

 

整体と聞くとどんなイメージを持っていますか?
僕は、バキバキ、ボキボキ、えいやー、と容赦せず治療するところだと思っていました。手荒な足裏マッサージに懲りていた僕は、かなり整体にも恐れを持っていました。

 

唯一「柔屋整体院」の柔らかい、という名前にひそかな期待を寄せいてました。「柔」がこの整体院には深い意味があることに、僕はこの時は知りませんでした。

 

「どうぞ~」
「どうも・・・」
「どうぞ、どうぞ、」
「どうも、よよろしくお願いします、、、」

 

ととてもぎこちない言葉を発しながら、僕は明るく清潔感あふれる部屋に通されていきました。

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にこやかで親切そうな院長先生で、ちょっと僕はほっとしました。他のマッサージと同じように軽くアンケート用紙に記入した後、院長先生は僕の脈をとり始めました。

 

「脈ですか?」
「そうです、ここの脈が弱いですね、、〇〇と●●、◎◎に( ゚Д゚)の症状はないですか?」
「はい、えっ、何で脈をとっただけで僕の体のつらい部分や症状が分かるのですか?」
「10年以上も整体師としてこの道に従事し、常に勉強を続けているので分かりますよ~」

 

 

何を言っているのかちょっと僕には理解できなせんでした。しかし、同時にこの人なら僕の悩みを解消してくれるかもしれない、と思いました。

これが整体の実態であった

僕は、毎日パソコンの前に座ってデスクワークばかりをやっている仕事で、肩や腰、首、背中などほぼ全身に慢性的なコリがあるんです。マッサージにも毎週のようにいきました。針にも行きました、スーパー銭湯でゆっくりと湯治もしました。

 

「でも、ぜんぜん直らないんです!なぜですか?」

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「では始めましょうか!」

 

バキボキと痛いことをされるのでは?絞首台にのぼっていく中世イングランド貴族の気持ちを考えながら、ちょっとビクビクしながら治療台に上り横たわりました。

 

院長先生の手が僕の体にぐいっと近づいてきました。

 

院長先生が私の患部にそっと手を当てました。そして、行われたのは、体を揺らすだけ。まったく痛みなどはありませんでした。

 

こんなに柔くて治るのか?なぜ、マッサージみたいに揉みほぐすこともバキボキもしないの?揺らしているだけでよくなるのか?と、とても半信半疑になりました。

 

「院長先生、こんなんでいいんですか?」
「いいんです。」

 

なぜマッサージでは治らなかったのか?

 

「院長先生、こんなんでいいんです?」
「いいんです。」

 

院長先生は同じように揺らすことを続けるだけでした。
理解不能・・・・

 

「じゃ、さっきのあなたの質問に答えましょう!」

 

 

通常のマッサージは、筋肉に直接圧力を加えてコリをほぐす方法です。気持ちがいいし、直後は確かにコリはほぐれて楽になります。しかし、またこってくるので、マッサージに通い続けなければなりません。

 

僕は今そんな感じです。

 

コリの根本を変えなければ、また繰り返すだけなんです。

 

そう言われてみるとそうだな、確かに。僕は、全身のコリコリが良くならなかった理由が分かった様な気がしました。

脳に刺激を与えるアドバイスが秘訣

しばらく揺らされていると、僕の体に変化が表れてきました。甲羅のように伸し掛かっていた部分が良くなってきたのです!これには驚きました。

 

腰は固くパンパンでしたが、腰を反らすことができるようになりました。次の日、仕事でパソコンの前に座っていても良い姿勢を保つことができて肩や背中の疲れが減りました。
肩や背中も院長先生が驚くほどに固かったのですが、すぐにコリがほぐれてきて型の可動範囲が広がり背中も甲羅をしょった感じが薄れてきました。

 

えっ、なんで揺らしているだけなのにこんなに良くなるの?
まるで魔法をかけられたように、僕は嬉しさとともにとってもビックリしました。

 

ますます理解不能・・・この驚きと頭の混乱はこれだけではありませんでした。

 

僕は先月左足に細菌が入り、歩けなくなるほど大きく腫れあがりました。病院へ行き抗生物質の薬をもらって何とかピンチを脱しましたが、未だに腫れがひき切らず不自由していました。施術を受けているときも、左足には腫れを冷やすために冷えピタを張っていました。

 

「院長先生、ついでに左足もやっていただけますか?」
「OK、やってみましょう!」

こんなに治らないのに、ちょっとでも良くなれば・・・程度に思っていました。しかし、てきめんに良くなったのです。

 

コリが原因でリンパの流れが悪くなっているのが原因だったようで同じように体を揺らしてリンパの流れを良くしたから大丈夫!とおっしゃられました。

 

体を揺らされているその途中でもみるみる足の腫れが引いていくのが分かりました。本当にびっくりしました。
ますます怪しさが増しました(笑)

 

 

「院長先生、いったい何をやったのですか???僕の脳で分かるように説明してください!」

 

 

院長先生は、ゆっくりと話し始めました。

体を揺らしているのは、
・君の体は凝っているよと
・この態勢にすると凝らないない良い状態になるから
・揺らしてこれが良い状態ですよ!と脳に説明するために刺激を与えて働きかけている
ということだそうです。

 

脳が「おおそうか、ワシャ変なかっこうをしていたんだ、筋肉をこういう感じにしておけば凝りにくいんだな」と認識すればしめたものだそうです。

 

とりあえず、僕の脳は認識したようだ!このまま記憶力よく覚えてくれればいいのだが・・・と願いました。

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それから1週間たった今、この記事を書いています。
やはり人間の記憶力はあてにならないもの・・・
しかし、覚えている部分の多いのです。

2週間前の亀仙人のように甲羅をしょったような肩腰背中と比べると・・・状態の大幅な変化は言うまでもありません。

 

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院長の声がします、いらっしゃいませ!

この記事を書いた人

たなか あきら

ウェールズ歴史ライター。「歴史が深く素朴で仲間を大切にするウェールズの歴史を知ってもらい」という思いから、ウェールズの歴史を活かしたイベント開催や執筆・講演活動を行っています。
ウェールズに住み歴史を学んだ経験を持ち、モノを売るビジネスマンというキャリアを活かした活動であることも、私の特徴であり強みです。
★執筆、取材のご依頼、お問い合わせは s_takemoto@room8.co.jp まで