こんにちは。
Room8で起業を目指すライターの祐子です。
突然、寒くなりましたね。秋をあまり感じることなく、冬が来た!なんて言われますが、冬の準備はできていますか?
あったかいアウターを用意して、冬のお出かけも楽しみましょうね。
さて、前回に引き続き、起業を目指す女性を支援する”お金”のお話です。
起業の時に悩むのは、”お金”です。これは、性別関係なく誰もが悩みます。さらには、社会の信用が低く見られがちの女性。でも、そんな時に助けてくれる”補助金・助成金・融資”について、説明しました。
今回は、実際に女性を助けてくれる”補助金・助成金・融資”は、あるのか?です。
もちろん答えは、”あります”
では、早速ご紹介します。
女性の起業を支援する融資は、2つあります
女性の起業を支援する融資は、2つあります。
- 女性・若者・シニア起業家支援資金
- 新創業融資制度(女性の小口創業特例)
この制度を実施しているのは、”日本政策金融金庫(日本公庫)”です。政府系の金融機関なので、国の施策と連携しています。前回ご紹介した、中小企業基本法第13条(創業の促進)の「特に女性や青年による中小企業の創業を促進するため」という一文も加えられているので、女性の起業を支援するための制度が用意されています。
この2つをそれぞれに紹介します。
今回は、女性・若者・シニア起業家支援資金についてです。
女性・若者・シニア起業家支援資金
実は、信用が低く見られがちなのは、女性だけではありません。
- 女性
- 30歳未満の若者
- 55歳以上のシニア
こちらに、当てはまる人は、審査の評価・信用が低く見られがちです。
でも、そんな人を対象としたのが、”女性・若者・シニア起業家支援資金”です。
対象となる人は、
女性・若年者・シニアの新規開業して、概ね7年以内の人です。
そして、さらに女性・若者・シニア起業家支援資金は、2種類あります。少しずつ要件が違うの確認してみましょう。
国民生活事業
国民生活事業は、新たに事業を始める人、または事業開始後に必要とする人が対象です。
例えば、地域に密着した小規模事業者、(ベーカリー、飲食店、理・美容室、工務店など)への小口融資などです。
担保の有無で利率は変わりますが、無担保融資の割合が7割を超えています。
返済期間は、以下の通りです。
- 設備資金・・・ 20年以内(うち据置期間2年以内)
- 運転資金・・・ 7年以内(うち据置期間2年以内)
中小企業事業
中小企業事業は、多額の資金調達が必要な人に、設備資金(開発費等資産計上される資金を含む)及び長期運転資金(長期融資)を融資することです。
こちらは、国民生活事業に比べると、規模の大きい中小企業への長期融資が中心です。融資の期間は、約半数以上の人が5年を超えています。
返済期間は、以下の通りです。
- 設備資金 20年以内(うち据置期間2年以内)
- 運転資金 7年以内(うち据置期間2年以内)
長期間の融資になるので、5年ごとに金利を見直せる”5年経過ごと金利見直し制度”があります。
この制度が利用できるのか?知りたい方の相談に乗ります
いかがでしたか?
起業する時、起業して間もない時、この制度でお金が準備できたら、事業も上手くいき、あなたの不安も軽減されます。
女性であれば、どなたでも該当します!ぜひ活用してみてくださいね。
次回は、新創業融資制度(女性の小口創業特例)についてです。
記事を読んで、融資制度が活用できると分かっても、
- 私は、該当するのか?
- 返済していくだけの事業展開ができるのか?
- 具体的に内容が知りたい
不安は、尽きませんよね。だからこんな時は、Room8にご相談ください。
融資制度の活用や補助金申請など、起業に関する支援を行っています。
具体的に分からないこと、ビジネスモデルの構築など、アドバイスすることができます。
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