まさひろ どうもイラストレーターのまさひろです！
絵描いてますか？
絵は面白いですよね♪
前回は手の表情で人物の表情や性格も豊かになるということについて描きました！
今回は前回と同じように何の個性も付けていない人物をそのままにして背景だけ変えたら絵がどのように変わるかという事お見せしながら語っていこうと思います。
背景は人物の内面性を表立たせる。
この人物はあえて無機質な感じで髪の毛などもシンプルにしました。
色が少しでも付くと絵が変わるので。
今は背景に何も入れずにツルツルな感じの背景になっています。
といっても、テクスチャを少し混ぜているのでザラザラした質感になってますが(笑)
この人間モデルに少しちょっとした背景を混ぜてみましょう。
少しモヤをかけてみました。
色も関係してくると思うのですが、フワフワとしてて何か定まってないような感じや、
このモヤのような感じは漫画でも使われたりしているので、その先入観が出てくるかもしれないです。
何か潜めてる感じが出てきます。
逆に明るくしてみたらまた違う感じになってきます。
さっきのモヤモヤした背景よりも優しい感じの女性に見えます。
柔らかさも出てきます。
しかし女性の色は先ほどと同じで暗いままなので、陰っているようになってしまっています。
そうすると切なさが出てくるかもしれません。
悲しい過去がこの人にはあるような感じです。
絵的には少し深みが出てくるかもしれません。
次は少し背景の話とズレますが、女性も明るくしてみました。
明るくてあまり飛び出た個性がなくなってしまったかもしれませんが、このようにのっぺりしている絵や画像の方が素材としては使いやすいのかもしれません。
ここで女性に個性を出せば、女性の表面的な面の魅力を表現できるかもしれないです。
次は違うタイプの背景です。
暗いとこと明るいところのコントラストの差があってインパクトがでてそれと凸凹がたくさんというか角がたくさんあって厳しい感じというか険しい感じが出てくると思います。
荘厳さも出せるかもしれないです。
この背景をもっと細かく調整して描いたら、
森の入り口にある木々のようになったり、
影の濃い雲のようになったりします。
ここまでいろいろ足すと別の意味合いというか内容の絵になってしまいましたが(笑)
また少し違う感じの背景です。
次はさっきよりも具体的になってしまいまいましたが、窓みたいな感じです。
あかるい部屋に立つ女性。
外は夜のような感じです。優しい感じがします。
この背景の色を暗くすると、
優しくないです。
いっきに違う女性になった感じがします。
少し明るくしました。これもまた印象が変わってきます。
朝のまだ明るくなってきたばかりの時か、真昼間かもしれないです。
時間によって、なんで電気つけないんだろう(電気のある現代人的な考え)とか考えます。
貧乏なのか？でも、貧乏な人がこのような間取りの部屋に住んでいるのか？
それなりに良い家に住んでいるけど、電気をつけない何か理由があるのか。
見せる情報をこれだけにして、いろいろ考えてみてもらうのもありですが、
家具をおいて説明するのもありだと思います。
次はちょっと浮世絵みたいになってしまってますが、また違う感じの背景です。
鳥が飛んでます。
動きがあります。
もしこの絵おちゃんと描きこんでいったら、
すっきりとしてさわやかな感じになるかもしれないです。
次回、人物を置く位置を変えると絵のジャンルが変わる。
今回は背景を入れるとどう変わっていくかという記事を書いていきました。
次回は今回の背景を使って人物の位置によっても絵の印象が変わるということを描いていこうと思います！
(上の絵のように、もう位置も大きさも向きも全部変えると比較にならなくなってしまいますが…
人の大きさで背景の物の大きさが変わります。