デザイナーって何をしている人?Web制作の現場で必ず登場するデザイナーの仕事をご紹介。

はじめまして。デザイナーのayaneです。
お世話になってるRoom8さんで記事を書かせていただく事になりました。

といはいうものの、
デザイナーって何する仕事?洋服作るの?店舗作るの?

って反応が多いので、自己紹介がてらデザイナーのお仕事について紹介します。
※因みに私は主にホームページ制作や印刷物をデザインしているデザイナーです。
洋服も店舗も作ってません。笑

デザインってなに?

デザイン
《名・ス他》設計。図案。意匠。また、製品の機能や美的造形を考慮した意匠計画。
>引用 google検索

google先生に尋ねてみましたが、むつかしくてよくわからないですね…。

私はデザインとは「翻訳する」仕事に近いと考えています。
Aさんが伝えたい言葉をBさんにわかる言語で伝える仕事が翻訳のお仕事。
言語の翻訳
デザインに置き換えると、
思いの翻訳
Aさんが伝えたい思いやイメージをBさんにわかる形で伝える仕事がデザインのお仕事。

ただ、翻訳と違う点があります。
それは、伝えたい思いやイメージというものが、言語と違って無数にある事。
十人十色オリジナルなのです。

まして、特定のルールに基づいている言語に対し、
思いやイメージなんてふわふわしているものを形にする事がデザインの仕事です。
聞いただけでむつかしそうですね、実際難しい仕事です。笑

じゃあ文章で伝えればいいじゃない?

最近ではグノシーやNAVERまとめなど情報サイト(アプリ)が流行し、
Web上での読み物が充実してきている風潮にあります。
読み物をじっくり読んでいただける環境にあるのであれば、
文章で伝えるのはアリだと思います。

じっくり読んでいただける環境にあれば。

実際日々の生活の中で
人はどのくらい情報を得ているのでしょうか?

TVをつければ、番組やCMから、
通勤をすれば、中吊り広告やポスター、電光掲示板から、
街を歩けば看板から、
スマホを開けば広告やSNSなどから、
どんどん視覚的に情報が入ってきます。

それら全てを文章のみで伝えられていたとしたら、
目も頭も疲れてしまいそうですね。
世の中は意外と非言語的な情報で溢れています。
非言語的情報であふれる街
検索画面でちらっと見るバナー広告では文章を全て読み切れずに通り過ぎてしまうかもしれません。

じっくりと文章を読む環境になくても、
検索でちらっと見たバナーだけで思いを伝える事ができたら良くないですか?

デザイナーって何してくれるの?

要は脳みそが理解しやすいように情報を翻訳してあげる仕事をしています。
検索画面でちらっと見ただけのバナー広告でも一瞬で理解してもらえるように、
脳みその情報処理の負担を軽くしてあげるんです。

文章を読むときって、無意識のうちに「さー!文章読むぞー!読むぞー!」って脳みそが構えているんですよね。
それがすでに脳の負担になってしまう。
人は脳の負担になるものをついつい避けてしまう。
でもデザインの力を使ってあげると、その負担を和らげる事ができるんです。

デザインの力って?

デザインの力
デザインの力というと、よくデザインとは…っていう本を開くとまず書いてある、
近接、整列、反復、コントラスト…とか、そういう技術が一般的です。
この技術を使うと、下記のようなことができます。

  • 一番に伝えたいメッセージを強調させる
  • 並列する文章、対になる写真など、要素の関係性を表現出来る
  • ルールに沿って情報が整理させる
    =脳の負担を軽くすることができる。

脳の負担が軽い情報物は目に入っただけで認識できるので
無意識の「さー!バナー見るぞー!見るぞー!」という脳みその構えが要らなくなるんです。
だから情報が伝わる。思いやイメージを伝えることができるんです。

デザイナーって思いを翻訳する人!

デザイナーとは、
お客様の思いやイメージを受け手の脳みそに負担なく届く形に翻訳するお仕事。
だから全てのデザインはオーダーメイドなんです。

簡単にデザイナーのお仕事についてご紹介しましたが、
センスとか雰囲気で写真や文字を切り貼りしていると思われがちなデザイナーのお仕事。
実はお客さんのこと、受け取る人のこと、色々考えてます。

貴方の思いをしっかり伝えたいなら、ホームページ制作はRoom8まで!

この記事を書いた人

ayane

web制作、DTP、アニメ、撮影、コーディングまでど根性で作るデザイナー。