こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です!
会員管理って思った以上に手間がかかりますよね。新規入会の受付、プラン変更、退会処理、決済管理など、ひとつひとつが細かい作業の連続です。手動でやると時間がかかるだけでなく、人的ミスのリスクも高まります。
でも、ChatGPT×Zapier×Stripe×Notion×Google Formsを活用すれば、これらの作業を完全に自動化できます!
- Google Formsで受付 → 自動でStripeに登録
- プラン変更もZapier経由でChatGPTが判断 → Stripeが自動更新
- 退会処理もワンクリックで完了、会員データはNotionに反映
この仕組みを構築すれば、会員管理の手間を削減しながら、スムーズな運営が可能になります。本記事では、その具体的な方法について詳しく解説していきます。
なぜChatGPTを活用するのか?

会員管理を自動化する上で、最大の課題となるのが「条件分岐の複雑さ」です。例えば、
- プランごとの価格設定
- 長期契約の割引適用
- 初月無料の計算
- 追加オプションの処理
これらをプログラミングで実装しようとすると、コードが膨大になり、変更が必要なたびに修正コストが発生します。さらに、運用中に新しいルールを追加したい場合、エンジニアに依頼しなければならず、迅速な対応が難しくなります。
そこで、ChatGPTを活用すれば、このような条件分岐を自然言語で管理できるようになります!
Zapier経由でフォームの入力データをChatGPTに渡せば、ChatGPTが適切なロジックを適用し、必要なパラメータを自動計算。プログラムを書くことなく、簡単に管理できるようになります。
例えば、「12ヶ月契約なら20%オフ、2人目以降は半額」 という条件を追加したい場合でも、ChatGPTのプロンプトを変更するだけで適用可能です。これにより、運用の柔軟性が大幅に向上します。
ChatGPTが自動化の要となる理由
ChatGPTの最大の強みは、データの処理と条件分岐の柔軟性 です。従来のシステムでは、ルールが変わるたびにコードを書き換える必要がありましたが、ChatGPTを導入することで、その必要がなくなります。
例えば、会員管理においては、
- 価格や割引ルールの変更
- 特定のオプションを追加した場合の対応
- トライアル期間の設定
といった細かい調整が必要になります。しかし、ChatGPTなら、データベースを元に判断しながら最適な出力を自動生成 できるため、設定変更の負担が大幅に軽減されます。
また、Zapierを活用することで、Google FormsやNotionから取得した情報をChatGPTに渡し、適切なJSONフォーマットで出力することが可能になります。この結果、Stripe APIと連携してスムーズに決済処理を実行できるようになるのです。
ChatGPT×Zapier×Stripe×Notion×Google Formsを活用した会員管理の仕組み

新規入会の自動化
まず、新規入会の流れを自動化する方法を見ていきましょう。
- Google Formsで受付を行う
- Zapierがフォームのデータを取得
- ZapierがNotionのプラン管理DBを参照し、該当するprice IDを取得
- Zapierがフォームの入力データとprice IDをChatGPTに送信
- ChatGPTが適用すべき割引やトライアル情報を判定し、JSONを生成
- ZapierがJSONをStripe APIに渡して決済を自動処理
- Notionの顧客DBに登録情報を保存し、スタッフが確認できるようにする
この仕組みを構築することで、新規入会の受付から決済、データ管理まで完全自動化 できます。
プラン変更の自動化
プラン変更のフローも基本的には同じですが、差額計算や適用タイミングなどの要素が加わります。
- Google Formsでユーザーがプラン変更を申請
- ZapierがNotionの顧客DBから現在のプラン情報を取得
- 変更後のプランと比較し、ChatGPTが差額や適用日を計算
- ZapierがJSONをStripe APIに渡してサブスクリプションを更新
- Notionの顧客DBに変更後のプランを反映
この流れにより、ユーザーのプラン変更手続きもスムーズに行えます。
退会の自動化
退会処理もGoogle FormsをトリガーにZapierが自動化します。
- ユーザーが退会申請を送信
- ZapierがStripe APIを呼び出し、サブスクリプションをキャンセル
- Notionの顧客DBのステータスを「Cancelled」に更新
- 退会確認メールを自動送信
この仕組みにより、管理者は手動での退会処理が不要になり、データの整合性も確保されます。
Zapierでできることとその重要性
Zapierは異なるアプリケーション同士を簡単に連携できる強力なツールです。特に、プログラミングの知識がなくても、さまざまなサービスをつなぎ、自動化できるのが大きな特徴です。
会員管理の自動化において、Zapierは以下の役割を果たします。
- Google Formsとの連携:フォームに入力された情報を即座に取得し、次の処理に渡す。
- Notionのデータ取得・更新:プラン情報や顧客データを取得し、変更があればリアルタイムで更新。
- ChatGPTとの連携:取得したデータをChatGPTに送信し、適切な判定・処理を行う。
- StripeのAPI呼び出し:ChatGPTの出力をもとに、サブスクリプションの作成や変更、キャンセルを実行。
- 通知の自動送信:決済完了後にSlackやメールでスタッフに通知したり、顧客に確認メールを送信。
Zapierの強みは、これらのプロセスをすべて視覚的なインターフェースで設定できることです。プログラムを書かずに、「もし〇〇なら△△する」というシンプルなルールを作成するだけで、業務の自動化が実現できます。
例えば、新規入会の流れを考えてみましょう。通常ならば、管理者が手動でプラン情報を確認し、顧客データを更新し、決済処理を行わなければなりません。しかし、Zapierを利用することで、Google Formsの入力をトリガーに、一連の処理を完全に自動化することができます。
また、Zapierは複数のステップを組み合わせることで、より高度な処理も可能になります。たとえば、「無料トライアルが終了する3日前にリマインダーメールを送る」といったワークフローを設定すれば、顧客へのフォローアップを自動で実施できます。
このように、Zapierは単なるデータの仲介役ではなく、業務を効率化するための重要なハブとして機能します。
ChatGPTとZapierの連携でさらなる可能性
ChatGPTとZapierの組み合わせは、会員管理だけでなく、他の業務プロセスにも応用可能です。例えば、
- カスタマーサポートの自動化:問い合わせフォームに入力された質問をChatGPTが分析し、適切な回答を自動生成して返信。
- マーケティングのパーソナライズ化:ユーザーの行動データを元に、ChatGPTが最適なキャンペーンやオファーを自動作成。
- 業務プロセスの最適化:売上データやタスクの進捗を自動分析し、Slackやメールでレポートを送信。
このように、ChatGPTは単なる会員管理のツールにとどまらず、あらゆる業務の自動化を推進する強力なツールです。今後もこの仕組みを活用し、さらなる業務効率化を目指していきましょう。
まとめ
今回紹介したシステムを導入することで、会員の入退会・プラン変更・決済・情報管理がすべて自動化されます。ChatGPTの柔軟なロジック判定を活用することで、条件分岐などの面倒なプログラムを書く必要がなくなり、Zapierを使えば様々なツールと簡単に連携できるのが大きなメリットです。
例えば、
- Google Formsを使って受付を完全自動化
- Notionと繋げば顧客管理が簡単に
- Stripeと連携すれば決済処理を自動化
つまり、「もう手作業は不要!」
これから業務の自動化を進めたい方は、ぜひこの方法を試してみてください!