23歳、正社員経験ゼロで独立起業したにもかかわらず、事業開始3ヶ月以内に最初の「優良」見込み客が現れた、本当は教えたくない禁断の手法とは?

どうもこんにちは、ビジネスプロデューサーの大西 隆貴(たかき)です。

まずは、この記事をご覧いただきありがとうございます。

早速ですが今、この記事を読まれているということは、おそらくあなたは非常に情報感度が高い方、もしくは勉強熱心な方なのでしょう。
そうでなければ、まずこの記事までたどり着くことはありませんからね。

この先に書かれている知識を使いこなせるのは、

一部のごくごく限られた、優秀な起業家、経営者の方だけ

です。

しかし、ネットに広がる莫大な情報の山から、この記事を見つけ出せたあなたには、そこへ仲間入りする権利があるのです。

では、成功への第一歩をどうぞ

……なーんて言われると、ついつい読み進めたくなってしまいませんか?

同時に、心のどこかで、

「自分って特別な人間なんだな!」

と思ったのではないでしょうか?

そう、この心理を知り、活用することこそ、今回お伝えしたいテーマなのです。

ビジネスをされている方、特に「もっと効率よく見込み客を集めたい!」と熱心に勉強されている方は必見の“禁断の手法”です!

ということで、今回は、

「禁断の一手=虚栄心をマーケティングに取り入れるとどうなるか」

について一緒に見ていきましょう。

「ん?虚栄心?最近どこかで聞いたような…」

そう思ってくださったそこのあなた、もしや前回の記事をご覧いただいたのでしょうか?
だとしたら閲覧ありがとうございます!

前回の記事では、独立起業を志す上で気をつけたい虚栄心の恐怖についてお伝えしました。
裏を返せば、

虚栄心というのは、それほどまでに人の行動に影響を及ぼすもの

だといえるでしょう。

ここでマーケティングの原理に立ち返ってみようと思うのですが、そもそもマーケティングとは、お客様になりうる方に「商品・サービスを買うという行動を取ってもらう」ことを目的としています。
つまり、「人の行動に影響を及ぼす」ために行うのです。

勘の鋭いあなたなら、もうお気づきですよね。

そう、

「人の行動に影響を及ぼす」ことを目的とした顧客獲得プロセスにおいて、「人の行動に影響を及ぼす」上で絶大な力を発揮する虚栄心をくすぐるようなマーケティング手法を取り入れると

すごく効果が上がりそうな気がしませんか?

この「虚栄心にフォーカスしたマーケティング手法」というのが、僕が思うに、禁断にして最強の一手なのです。

もちろん、そう考えるようになったのにはワケがあります。

以前、僕には、大学生向けの研修プログラムを販売していた時期がありました。
残念ながら、「自分自身、このビジネスに携わるにはまだ早かった」という考えから、販売開始から3ヶ月で撤退してしまったのですが…()

しかし、実際問題として、購入を検討するための個別面談に申し込んだ人が複数いたのです。
それも10万円という価格を提示した上での話
販売対象である大学生にとって、10万円もする商品は、安易に手が出せるものではありません。

それなのに、なぜ彼らは購入を検討したのか?

改めて振り返ってみて、彼らの共通点を見つけました。
やはり、そこには「虚栄心」が潜んでいたのです。

購入を検討してくれた大学生たちは、もれなく強烈な成長意欲に満ちていました。いわゆる「意識高い系の学生」です。
意識高い系の学生の中には、純粋に圧倒的成長を求めて努力している方もいることは重々承知しています。

しかしながら、彼らの多くに見られる傾向として、

「圧倒的成長目指して周りより一歩リードしてる俺カッコイイ」

という一種の陶酔状態に陥っているパターンが少なくないのです。
これこそ「虚栄心」にのっとられてしまっている状態です。

購入を検討してくれた大学生たちは、溢れんばかりの虚栄心を満たすために、僕の商談に乗ろうとしてくれたんじゃないかな

と、今更ながら背筋の凍る思いをしているわけです。

ただ、逆に言えば、人間は虚栄心を満たすためにしかお金を使わない生き物なのかもしれない、と僕は思うのです。

ブランド品なんかは分かりやすいですよね。
なぜ世の人々はシャネルやグッチから目が離せないのかというと、やっぱり虚栄心を飾り立ててくれるものだから、なのではないでしょうか。
そう考えると、世の中で成功しているマーケティング事例というのは、どれも上手に「虚栄心」に働きかけたものなのかもしれませんね。

…もしかして、ここまで目を通してくださった方の中には、
「大西さん、もしかして初めから学生の虚栄心を利用したんじゃないの?」
と疑いの眼差しを向けている方もいらっしゃるでしょうか

これは断言しておきたいのですが、そんな気は毛頭ありませんでした。

むしろ、そんな倫理観を無視した行動を取ってしまっていたら、あっというまに悪評が広がり、とてもじゃないけれどビジネスなんてできなくなってしまいかねません()

そもそものきっかけとして、意識高い系の学生たちが「社会人との出会いの場」に魅力を感じていることが分かったので、例の研修プログラムの関連商品を実際に購入された社会人にご協力いただいて、学生が社会人と交流できる場を提供したことがすべての始まりでした。
交流会の後、「実は、皆さんがお話しした社会人が今こうやって活躍できる秘訣は」という流れで、研修プログラムの斡旋を開始したところ、「興味あります!」という学生が複数現れた、というわけです。

こうして振り返ってみたからこそ分かったのですが、
僕の場合、

幸いにも、そして偶然にも「上手に虚栄心に働きかける」ことができていた

ようです。

これが「虚栄心を利用する」方向に動いてしまっていたとしたら、僕は今頃非難の嵐に遭っていたかもしれません。
一歩間違えれば、信頼を失ってしまいかねないのが、この禁断の手法が「禁断」たる所以なのです。

・人間は、虚栄心にはなかなか抗えない

ことを念頭に置いた上で、

・おだてて虚栄心(よく言えば自己実現欲)を満たすような商品で集客

すると効率よく見込み客を集められるため、

・集客した後は、徐々にステップアップできるような商品を提案していく

ことで顧客の「本当の幸せ」を追求していけば、長年にわたって信頼関係を築いていくことができるのではないでしょうか。

以上、顧客を獲得するためには、「虚栄心」をくすぐるようなマーケティング手法を取り入れると効果的ですよ!というお話でした。

「虚栄心」が潜在的に持っている、「人の行動に影響を及ぼす」力にうまく働きかけることができれば、見込み客を集める際の効率がかなり改善されることでしょう。

「じゃあ、具体的に何をすればいいの?」

と思ったあなたは、次の質問の回答を考えてみてください!

「自分の見込み客は、どうすれば『こんなことしてる俺()ってイイ、すごい~!』と心の中で喜んでもらえるだろうか?」

それでは、またお目にかかりましょう!
ありがとうございました!

この記事を書いた人

大西 隆貴

自分で事業を立ち上げたり、他の事業にプロデューサー的な立ち位置として参加し、商品コンセプト・対象となる客層・販売方法などを検討し、関わる事業を成長させるのが仕事。

北海道で生まれ育ち、物理学者を志望して名古屋大学理学部へ入学。
大学院修士課程まで進学するも、肌が合わずに1年で中退。
自他ともに「勤め人には向いていない」と認める性格から、正社員として雇用される経験なしに起業を志し、その過程でマーケティングの知識と出会う。
幼少期より、物理や数学をはじめとして「他人が頭を悩ませるような難題を、あざやかに解決してみせる」ことに喜びを感じており、たちまち頭脳労働であるマーケティングの虜に。

以後、2年で約200万円を学びに投資し、現在もマーケティングやビジネスモデルの研究に余念がない。

Room8 Inc.代表・鶴田とはビジネスの師匠を同じくする仲。

Facebookページ:https://www.facebook.com/takakiphys/