みなさんこの言葉はご存知だろうか。ある日スマートニュースアプリでのんびりニュースを漁っていたら発見したこの言葉。
今日はちょっぴり真面目モードで書いてみようと思う。そんなMr.Monioです。
セルフネグレクトとは?
確か見出しは「この項目に〇個当てはまっていたらあなたもセルフネグレクトの可能性が高い」とかそんな感じだった。
要は読んで字のごとく自己放棄のことだ。
ネグレクトとは無視するという意味の英単語で、最近だと育児放棄といった問題でよく使われているよね。
それの自分版というわけだ。
人間関係で失敗したり、仕事のトラブル等で自信を失ってしまい、ある意味自暴自棄になっているときに、もうどうでもいいやと自分自身のことを無視してしまっている・関心が無くなってしまっている状態である。
当初この言葉を目にしたとき、初めて見た言葉だったにもかかわらず、すごいスピードで理解した感覚を覚えている。
自分にも身に覚えがあるからだ。
特に悪い状態になってしまうと、自分のことは放っておいてほしいと周りにも距離を取ってしまうので、より回復が遅れてしまう。
原因としてはセクハラやリストラ、就職難等の社会的なものや、孤独による生活意欲の低下、経済的問題・病気等個人的なものもある。
独りになってしまって自尊心だけが残ってしまい、周りの支援を拒絶してしまうケースもある。
もしかして私も?セルフチェックしてみよう
早速自分がセルフネグレクトをしてしまっているか、チェックしてみよう。この問題は年齢問わず起こりうるので、自分は若いから大丈夫と思わないことが大切だ。
以下の質問に対してYESが多い人は、セルフネグレクトの可能性が高い。
- 部屋がごみでいっぱい | 掃除を全然していない
- 体調が悪いもしくは痛みがあるが病院に行かない
- 歯磨きや入浴を怠ってしまう
- 食事の栄養バランスをまったく気にしない、面倒だ
- 規則正しい生活を送ることができない
- 一人暮らしもしくは家族があまり家にいない
- 金銭感覚が極端である。
- 信頼できる人間関係(恋人や友達、家族等)が居ない、もしくは遠距離である
YESが多い!そんな時は…
とにかく自分はセルフネグレクトであると自覚することがまず重要だ。
ある意味自分と向き合うわけで、これは自分を無視とは真逆の状態になる。
ここで大事なのは、ネガティブに捉えないこと。この状態になってしまった自分を責めるのではなく、回復した後の明るい未来を考えるようにしよう。
次に支援を必要としよう。
頼れる周りの人間(友人や家族)や専門機関(精神科・心療内科)に相談して、客観的な意見を受けるようにしよう。
塞がってしまっているときは視野が狭くなってしまっている可能性があるので、第三者からの見え方を聞くことで新たな解決の糸口がきっと見つかるはずだ。
様々な生き方や価値観が存在するこの社会で、自分の生き方や価値観を見つけるのは容易ではない。周りに振り回されてしまうことも多々あるはずだ。
しかしだからと言って自分を無視してしまってはいけない。
この機会に自分の生活・自分自身と向き合う時間を作ってみてはいかがだろうか。