【保存版】個人事業主のためのDX入門!今日から始める業務変革、6つの実践ポイント

こんにちは、春日井コワーキングスペースRoom8オーナーの鶴田です!最近よく聞くDXについて考えてみましょう。

「DX(デジタルトランスフォーメーション)って言葉はよく聞くけど、個人事業主には関係ない話だと思っていました…」

これは先日、Room8に来られたあるお客様の声です。でも実は、DXの本質である「デジタル技術で仕事のやり方を変える」というのは、むしろ個人事業主だからこそ、取り入れやすく効果も実感しやすいんです。

実際に、Room8に来られる起業家の方々の多くが、適切なツールの導入とちょっとした工夫で、仕事の進め方を大きく改善されています。請求書作成や経理作業の時間が1/3になったり、顧客対応の質が向上したり…。

今回は、そんな個人事業主やフリーランスの方が実践されている「身近なDX」の具体例をご紹介します。大げさなシステム投資は必要ありません。すぐに始められる手法ばかりですよ。

1. 個人事業主のDX第一歩!基本ツールの導入

基本的なDXのイメージ

小規模事業者のDXの第一歩は、日常的な業務のデジタル化から始まります。実際に、Room8に来られる皆さんがよく活用されているのが、Google Workspaceです。

Google Workspaceで始める業務DX

「紙の資料が多くて整理が大変」「大事な書類がどこにいったか分からない」。そんな悩みを解決してくれるのが、このツールです。

業務改革の具体例

以下のような業務改善を実現されている方が多いです:

1. 情報管理の変革

  • 紙の書類をドライブでデジタル保管
  • スマホでどこからでもアクセス可能
  • 検索機能で必要な書類をすぐ発見

2. コミュニケーションの効率化

  • Gmailで取引先とのやり取りを一元管理
  • カレンダーで予定調整の手間を削減
  • Meetでオンライン商談をスムーズに

3. 資料作成の効率化

  • ドキュメントで提案書をクラウド作成
  • スライドでプレゼン資料を効率的に
  • 様々なAPIなどあるのでいろんな事ができます(知識は必要)

2. 小規模事業者のDXステップ:顧客対応改革

DXステップ:顧客対応改革(slack)

デジタルツールで実現する顧客体験の変革

従来のメールや電話だけのやり取りから、より効率的で質の高いコミュニケーションへ。Room8のコミュニティでは、以下のような活用が進んでいます。

Slackによるコミュニケーション改革

  • 顧客ごとのチャンネルで情報を整理
  • リアルタイムな相談対応が可能に
  • 画像や資料の共有がスムーズ

オンラインミーティングの活用

ZoomとGoogle Meetを使い分けることで:

  • 移動時間とコストを大幅削減
  • 資料共有しながらの商談が可能に
  • 録画機能で重要な打ち合わせを記録

3. 個人事業主のバックオフィスDX

バックオフィスDX

クラウド会計でDXを実現

個人事業主の大きな負担となる経理業務。これを自動化することで、本業に集中できる時間を作り出せます。

導入による具体的な変化

  • 請求書作成が5分で完了
  • 経費の自動仕分けで入力作業が激減
  • リアルタイムで経営状況を把握可能

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4. 小規模事業者向けタスク管理DX

タスク管理DX

Todoistで業務フローを改善

頭の中やメモ帳で管理していたタスクをデジタル化することで、仕事の進め方が大きく変わります。

業務改善のポイント

基本的な活用法

  • タスクの見える化
  • 優先順位の明確化
  • 期限管理の自動化

発展的な使い方

  • プロジェクト管理への応用
  • 定期タスクの自動設定
  • チームでの進捗共有

5. 個人事業主のデータ管理DX

個人事業主のデータ管理DX(Dropbox)

クラウドストレージで実現する情報共有改革

「データが散在して探すのに時間がかかる」という課題を解決。特に、クリエイティブ業務や資料作成が多い方に効果的です。

活用のポイント

  • クラウドでデータを一元管理
  • チーム内での共有を効率化
  • バージョン管理で作業ミスを防止

6. 小規模事業者の販促DX

Canvaでビジュアル制作を改革

「デザインに時間をかけられない」「外注コストを抑えたい」という方に。テンプレートを活用することで、プロ品質の制作物を内製化できます。

業務改善の実例

  • SNS投稿の作成時間を1/5に削減
  • 提案資料の品質が向上
  • 販促物の内製化でコスト削減

まとめ:小さな一歩から始めるDX

DXは、決して大がかりなものである必要はありません。日々の業務の小さな改善から始めることで、着実に効果を実感できます。

Room8では、個人事業主やマイクロ法人の方向けに、業務改善のご相談を承っています。「何から始めればいいか分からない」「効果的な導入方法を知りたい」という方は、お気軽にご相談ください。

一緒に、あなたのビジネスに合ったDXの第一歩を見つけていきましょう!

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DXを進めるためのIT導入補助金があります。よかったらこちらの記事も参照してください。

この記事を書いた人

コワーキングスペース 代表 鶴田 賢太

こんにちは、「雑種系」起業アドバイザーの鶴田です。20年以上、様々な分野を渡り歩いてきた経験を活かし、今は春日井市でコワーキングスペース「Room8」を運営しながら、起業家の皆さんのサポートをしています。

私の旅は大学時代に取得した日商簿記1級から始まりました。その後、富士通グループでSEとして6年間働き、ITの世界で幅広い知識を得ました。Windowsから Mac、Linuxまで、様々なシステムを扱えるようになりました。

2014年、「人と人とが繋がる場所を作りたい」という思いから、Room8を立ち上げました。立ち上げから約2年後の2016年には、その取り組みが中日新聞に取り上げられ、地域のケーブルテレビにも何度か出演させていただきました。

ここRoom8では、簿記の知識を活かした財務相談や、IT時代の経験を生かしたパソコン相談など、これまで積み重ねてきた「バラバラな」経験が不思議と一つにつながり始めたんです。

起業家の皆さんの中には、パソコンに詳しくない方も多いんです。基本的な操作方法から便利な使い方、効率的なツールの紹介まで、幅広くサポートしています。実は、私自身がパソコン好きだったことがきっかけでIT業界に転身したんですよ。今でもITへの情熱は冷めず、最新のAI技術も積極的に活用しています。

Webサイト制作事業も手がけ、100社以上のサイトを作成してきました。SEO対策にも力を入れ、以前は「名古屋 コワーキングスペース」で検索1位を獲得したこともあります。数年前には、あるアプリのマーケティングで6ヶ月で2万PVを達成するなど、デジタルマーケティングの分野でも成果を上げてきました。

補助金申請のサポートも行っています。小規模事業者持続化補助金は自身で3回採択されただけでなく、Room8会員のサポートでも15回以上の採択実績があります。以前はIT補助金のIT導入支援事業者としても登録していました。

FP技能検定2級も持っているので、起業家の皆さんの財務面でのアドバイスもできます。「簿記の知識」「ITスキル」「FPの知識」「補助金申請のノウハウ」。かつては「バラバラ」と言われたこれらの組み合わせが、今では起業家の皆さんのサポートに大いに役立っています。

これからも地域に根ざしながら、新しいチャレンジを続けていきたいと思っています。最近のマイブームは人工知能(AI)、特に生成AIです。これも将来、きっと皆さんのお役に立てる日が来るはず。そんな期待を胸に、日々学び続けています。

このブログでは、財務、IT、マーケティング、補助金申請のコツ、そしてAIまで、幅広いテーマについて、私の経験や気づきをお伝えしていきます。「バラバラ」と思えた経験が、実は大きな強みになる。そんな可能性を、皆さんと一緒に探っていけたら嬉しいです。

起業を考えている方、新しいチャレンジを模索している方、ぜひRoom8に足を運んでみてください。きっと、思いもよらない出会いや気づきが待っているはずです。一緒に、この学びの旅を楽しみましょう!