こんにちは、Room8 Webマーケティング担当鶴田です。
Room8は、春日井市・名古屋市を中心に集客を目的としたホームページ制作サービスを展開しております。
そこで今回は、ホームページ制作を依頼するときに必要なポイントを書いておきます。
集客を目的としたホームページ制作には何が必要か?
それは、ビジネスモデルやマーケティングです。
ホームページ制作の目的はやはり、売上を上げることだと僕は考えています。
何かしらの事業をしている方ならわかると思いますが、事業に一番必要なのは売上です。
売上は、会社の血液みたいなものです。
血液(売上)がなくなると、どんな生物(会社)も死滅してしまいます。
そして、ここをご覧の経営者の方たちも、その売上を伸ばすために、日々頭を悩ませているかと思います。
ビジネスモデルとは、売上を上げる仕組みです。
どんな商品が売れるのか?それを欲しがっている人は誰か?いくら儲かるか?など大きな外枠です。
マーケティングとは、どうやって売るかの持っと具体的な流れを指します。
この商品を欲しがっている人はどこに居て、どうやってアプローチをして、どうやって売り、どうやって喜ばせてリピーターになってくれるか?そんな一連の流れです。
そして、このマーケティングで最も重要なのが、あなたの目の前にお客様を呼ぶ集客です。
お客様をあなたの目の前に呼ぶことさえできれば、ある程度の確率で売上が見込めます。
スマートフォンの爆発的なヒットにより、殆どの人がインターネットに繋がっています。
そして10年後・20年後は、スマホを使いこなす世代が中高年になってくるため更にインターネットで検索する人は増えてくると思われます。
また、高齢者がターゲットだからネットは不要と言っている人も多いですが
検索するのは、高齢者だけとは限りません。
ネットはわからないけど便利だということは高齢者の方も知っています。
現に、60代後半の僕の父も飛行機のチケットをネットで取ってくれとか
XXXが欲しいんだけど、ネットでいくらするか調べてくれ
なんてちょいちょい頼まれます。
これからのビジネスには、ホームページによる集客が絶対に重要になってきます。
ホームページ制作による効果
まず、これを見てもらいたい。
2016年版の中小企業白書にある、自社ホームページとSNS(ソーシャルメディア)の活用による効果です。
ホームページを持つことで営業力・販売力が強化したという企業が52.9%、売上の拡大したという企業が40.4%居ることがわかります。
もし、ホームページが無いと言う会社があればそれは非常にもったいない事だと言えますし、あなたの会社が売上が拡大したと感じていないとしたら、それはマーケティングが出来ていないからだと言えます。
ホームページ制作するときにはマーケティングが必要
マーケティングの中にホームページを組み込まなければホームページからの集客は見込めません。
ホームページ制作を依頼するときに、おしゃれ・かっこいい・かわいい・きれい等見た目を重視する人が多いです。
気持ちはわかりますが、おしゃれさやかっこよさや世界観をアピールする業種であればある程度のおしゃれに作ったり世界観を構築する必要がありますが、そこばかり考えていてもダメなのです。
おしゃれなサイトがダメということではなく、バランスが重要なのです。
ホームページ制作会社にかっこいいホームページを作ってくれと依頼するとかっこいいサイトを作ってくれます。
大抵の人はそれで満足してしまいます。
しかし、蓋を開けてみると全然問い合わせが全然ない・・・
という人がおおいです。
それでは、実際に何を考えるのかをお伝えする前に、Webマーケティングの用語の説明をしたいと思います。
Webマーケティング用語
はじめに用語を説明しておこうと思います。
用語を使わず説明をすると、話がややこしくなりますし、だからと言って用語を使うと初心者には理解できないものになってしまいますので。
ホームページ:ホームページとは、本来はWebサイトのトップページの事を指します。
ただ、ホームページと言う用語が一般的に使われているのでRoom8ではホームページと言う用語を使ってます。
時々、ホームページは間違いだなんて突っ込まれる事もあるので一応説明しておきます。
ホームページとWebサイトは、本来は違う意味ですが、一般の人の認識は同じものだと考えていいと思います。
PV数(プレビュー数):PVとはプレビューのことで、見ると言う意味です。
PV数と言うことは、ホームページが見られた数と言うことです。
コンバージョン:コンバージョンとは成約と言う意味です。
コンバージョン数といったら、成約数、コンバージョン率といったら成約率を指します。
ホームページのゴールを何にするかでこのコンバージョンが変わります。
ネット通販の場合、実際に「売る」ということをコンバージョンとして設定することもありますし、リアルな店舗であれば問い合わせをコンバージョンに設定することもあります。
最初に考えることは、ゴールを考える
まず、ゴールを考える必要があります。
ホームページを制作することで、どの様な効果を期待するか?です。
物販であれば、月に何個売るとか
飲食店であれば、月に何人来店させるとか
サービス系であれば、月に何件の問い合わせさせる
みたいなことです。
ゴール(目標)を定めることのメリット
ゴール(目標)を決めると、やるべきことが見えてきます。
どれだけのアクセスを稼げば良いのか
どれだけコンバージョン数(コンバージョン数とは成約数です。)させれば良いのかなどがわかります。
例えば、
今運用しているホームページが月に3,000PV(PVとは、ページが見られた数です)で、1万円の商品が月に5個売れてるとします。
ゴールを月に50個売ると決めた場合
アクセス数を10倍の30,000PVにするか、コンバージョン数を10倍にすれば目標を達成することが出来ます。
もしゴールを30,000PVにゴール(目標)を設定した場合、30,000PVをどの様に達成する為の施策を考えることが出来ます。
ゴールの決め方
すでにホームページを運用しているところであれば、ある程度見込みを立てることが出来ます。
しかし、これから新規でホームページを作ることを考えている人には皆目見当もつかないと思います。
しかし、あまり深くは考えなくても大丈夫です。
ゴールは、ホームページを運用しながら見直していきます。
ここで悩んでもスタートできなくなります。
あまり大きな目標ではなく、何となく手の届きそうな目標を設定してください。
ターゲットを考える
ホームページに限らず、ターゲットを考えることは非常に重要です。
ターゲットを考えるときに重要なのがあなたが売っているものです。
あなたが売っている物が、誰にとってメリットがあるのかを考えるのです。
あなたの商品でメリットを得ることが出来る人があなたのターゲットです。
例として、以前僕がしていた保険で考えたいと思います。
保険商品はいろいろありますが、貯蓄性の高い商品が他社に負けない商品だとします。
貯蓄性の高い商品なので貯蓄をしたい人にメリットを与えることが出来ます。
では、貯蓄をしたい人はどんな人なのか?
- 子供の教育費(大学や高校)に不安のある人
- 定期的にクルマを買い替えたい人
- 数年後にマイフォームが欲しい人
こんなところですかね?
しかし、保険の貯蓄性の高い保険というのは、期間が長いものが多いです。
例えば、取り扱っている商品が15年後に満期だとします。
そうすると、定期的にクルマを買い替えたい人や、数年後にマイホームが欲しい人にはメリットを与えることができません。
15年貯蓄したい人はだれなのか?と考えると、上記のなかでは子供の大学や高校の進学に向けた教育費に不安がある人ということになります。
15年後のお子様の教育費だと小さなお子さんのいる家庭がターゲットということになります。
また、通販型の保険じゃない場合、全国展開は出来ません。
自分が移動できる範囲です。
そうなると、愛知県内の小さなお子さんのいる家庭とか
もっと絞り込むなら、名古屋市内の小さなお子さんのいる家庭とか、春日井から半径30km圏内の小さなお子さんのいる家庭
最初は、春日井市内の小さなお子さんのいる家庭ぐらいから始めるのが良いと思います。
ターゲットの悩みを考える
GoogleやYahooで検索するキーワードはなにか?それはずばりその人の「悩み」です。
ターゲットがどんな悩みを抱えているのかが分れば、そこから検索キーワードを予測することが出来ます。
例えば、小さなお子さんのがいて将来の教育費に不安を抱えている人がターゲットの場合
教育費 貯蓄
高校 費用
大学 入学費用
教育費 積立
という感じで予測できます。
この様に予測ができれば、あとは実際に検索されているかを調べてみます。
キーワードプランナーと言うGoogleが提供するツールで月にどれぐらい検索されているかを調べる事が出来ます。
キーワードプランナーの使い方はこちらを参照してください。
ここで見てほしいのが検索ボリュームです。
検索ボリュームが多ければ多い程検索されていることがわかります。
しかし、検索ボリュームが多ければ多いほどライバルも当然多くなります。
そこで狙ってほしいのが、検索ボリュームが1,000以下のものです。
以前、僕が書いた検索ボリューム100以下のロングテールキーワードを一つずつに狙うのも有効です。
注意:ゼロの物は全く検索されていないので除外しましょう。
アクセス数を増やす
ターゲットと検索キーワードが決まったら、その人達を集めなくてはいけません。
ここがただホームページを作っただけでは集客につながらない部分です。
どんなにかっこよく作っても見てくれる人がいなくては意味がありません。
あなたが、どこかのホームページにアクセスした時の事を思い出してください。
検索でたどり着いたか、SNSで拡散されている記事からたどり着いたか、魅力的なインターネット広告からたどり着いたかだと思います。
アクセスを稼ぐには、大きくこの3つしかないのです。
そして、アクセスを稼ぐために一番重要なのが検索です。
検索を強くすることを、一般的にSEO対策をするといいます。
そしてホームページ制作会社ができるのは、内部SEO対策だけです。
この内部SEO対策が何かというと、記事内に検索キーワードを設定することです。
競合がゼロであればこれだけでも効果がありますが、世の中には無数のホームページが存在していて競合がゼロなんてことは殆どありません。
その競合に勝ち検索されるようにするには、競合よりも優れたコンテンツが重要なのです。
そうすれば、多少見た目がかっこ悪くても問い合わせに繋がります。
不細工でも金持ちがモテるのと同じです!!!(違うかw)
競合と同じレベルのコンテンツが出来たときには、見た目で差が出ることはありますが・・・
不細工な金持ちとイケメンの金持ちならイケメンの金持ちがモテるのと同じです!!!(しつこいって?)
アクセスを稼ぐためにコンテンツを考える
コンテンツが重要な事はわかったかと思います。
では、どうやってアクセスが稼げるコンテンツを作るか?
例えば、子供の教育費をためたいと考えている人がいて、「教育費 貯蓄」で検索していたとします。
この人達は、教育費を貯めるための貯蓄方法を調べていると思います。
教育費の貯蓄方法は、色々あると思います。
学資保険もその1つですが、定期預金や普通預金、会社で財形貯蓄などあるところもあると思います。
また、貯めずに教育ローンなどという手段もあります。
当然、どの商品にもメリット・デメリットがあり、その人によってどれが最適かが違います。
そう言った事を踏まえて記事を書くことで読んだ人に喜ばれます。
その様に読者に喜ばれる記事は、良いコンテンツと言うことでアクセスが集まります。
ライバル商品なども紹介しているため、一見損しているように感じるかもしれませんが、あなたの商品が最適な人も居ます。
その人達は、良い情報を提供してくれたあなたに問い合わせする可能性は高まります。
コンバージョン率をあげる
コンバージョン率を上げるためには、記事を読んだ人が問い合わせしたくなる仕組みが必要です。
ただ良い記事をかいてアクセスを稼いでも問い合わせフォームがなければ問い合わせできません。
問い合わせに結びつける仕組みが重要です。
例えば、本気で今から貯蓄をしたいと考えている人はすぐにでも問い合わせしてくるかもしれません。
しかし、何気なく検索してやってくる人が多いのも実情です。
結婚して将来のことを考えて検索したけど、子供はまだいないみたいな「今すぐ客」じゃなくても「そのうち客」みたいな人は多いです。
こういった人をみすみす取り逃すのはもったいないです。
そこで、そう言った人たちにこちらからアプローチ出来るように
メルマガやLine@に登録してもらったり、SNSをフォローしてもらうことはとても重要です。
そうして最適なときに商品をPRすることができればコンバージョンにつながりやすくなります。
まあ、これは1つの例です。
コンバージョン率を上げる施策は色々あります。
コンバージョン率の高いランディングページの制作だったりCTA(コール・トゥ・ーアクション)だったりします。
CTAについての記事もありますので詳細を知りたい方はこちらを参照してください。
ホームページを作ろうと思ったらまずここまで考えましょう。
ホームページ制作後がとにかく重要
ここまで考えてホームページを作っても実際とはずれていることが多いです。
例えば、「教育費 貯蓄」というキーワードで検索する人は、どんな貯蓄方法があるのかを知りたいと仮説をたてて記事を書いたとしても、実際には貯蓄は必要なのか?ということを知りたい人が多かった場合、貯蓄方法を紹介しても読者は満足しません。
貯蓄が必要か?と言う悩みを抱えている人には、貯蓄の必要性についての記事を書かなくては満足しません。
ホームページを作成しただけではダメな理由はこういった所にもあります。
運用し検証する
では、ホームページ制作後何をしたら良いのかというと検証する必要があります。
ホームページのメリットは検証出来るところにあります。
実際にホームページを運用すると、実際にどんなキーワードでホームページに来たのかがわかります。
例えば、「教育費 貯蓄」と言うキーワードを設定し教育費の貯蓄方法を書いた記事をかいたけど
実際の検索キーワードは「教育費 貯蓄 必要?」というキーワードでアクセスしてくる人が多かった
みたいな事がわかります。
これは、実際にホームページを運用してみないとわからないことです。
もちろん検証して分かることはこれだけではありません。
そもそも記事に満足されなかったり(ページを開いたけどすぐに閉じてしまう)
意図通りの人たちがアクセスしてきたけど、コンバージョンにつながらないと言う事もあったりします。
改善
運用をすると問題点が色々と見えてきます。
問題点を改善することで、アクセス数やコンバージョン率を上げることができます。
例えば、アクセスする人の多くは貯蓄の必要性を問う人が多いことがわかった場合、その人達が満足するであろう記事を作るといいし
そもそも記事に満足していないなら、記事を書き直す必要があります。
再度実行して検証
改善して実行してみると、前回とは違う事がわかったりします。
例えば、貯蓄の必要性についての記事を書いたらアクセスは伸びた、だけどそこからのコンバージョン率は下がったとか
そういう事もあります。
CTAのボタンが見づらいかな?と思ったらボタンを変更してみるとか
今すぐ客じゃない人のアクセスが増えたなら、CTAをお問い合わせから、メルマガ申し込みに変更するとか色々改善することが出来ます。
この様に検証と改善を繰り返すことで、どんどんホームページは良くなりアクセス数やコンバージョン率が増えていきます。
PDCAサイクル
今回は検証と改善の二つで書きましたが、これをPDCAサイクルと呼ばれています。
仮説 → 実行→ 検証→ 改善→ そして仮説に戻ると言う一連の流れです。
このPDCAサイクルを早く回すことがホームページで売り上げを伸ばすポイントになります。
お金をかけるべき所は、ホームページ制作よりもホームページ運用
この様に、ホームページを作るときには、どの様にホームページで売り上げを上げるかを考えることが重要です。
それに合わせてホームページを作る必要があるからです。
ただ、ホームページを作ることがゴールではなく、そこからのPDCAサイクルが重要です。
初期投資で持ってるお金を全て使ってホームページを作るよりも、製作コストは極力抑えて、ホームページ運用にこそ費用を投下するのをおすすめです。
既に、ホームページをお持ちのかたは、問い合わせが来ないからと言っていきなりホームページのリニューアルを考えるのではなく、まずはホームページ運用に力を入れましょう。
その為のサービスをRoom8ではご用意しています。
お金を掛けなくても時間と労力を費やしコツコツと取り組めばいけばいずれ結果は出てきます。
しかし
- できるだけ早く結果を出したい
- そこまでやるマンパワーが足りない
- 理屈はわかったけど、自分たちではなかなか考えられない
- お金はあるから専門家に頼みたい
と考えている人の為にRoom8ではホームページ集客コンサルを行っています。
サービス詳細はこちら
また、ホームページ自体まだ無いという方は、ホームページ集客コンサルやコンテンツ制作サービスがついたこちらのホームページ制作サービスはこちら
どちらも無料相談受付中です。