どのようなビジネスがホームページでの集客に向いているのか?

ホームページを作ろうと考えた時、お金を掛けてホームページを作って集客につながるのかが気になる人も多いと思います。
そのため「ウチでもホームページで集客できますか?」という相談をよく受けます。

そこで今回は、どの様なビジネスがホームページでの集客に向いているかをお伝えします。

検索されるか

ホームページ集客の簡単な流れは、お客様の悩みを解決できるコンテンツを準備しておき、悩みを検索した人が、コンテンツに訪問し、関連の商品に興味を持ちお問合せをします。

そのため、悩みのキーワードそのものが検索されないビジネスでは、ホームページ集客が難しくなります。

結論から言ってしまうと、一般消費者を対象としたビジネスの場合、全く検索するユーザーがいないとことは無いでしょう。
何らかのキーワードを使って検索すると思います。

例えば、腰痛改善用の座布団を販売していたとします。
腰痛に悩む人は、きっと「腰痛 改善」みたいなキーワードで検索すると思います。ちなみに僕も検索したことあります。もし、この時、腰痛改善座布団が検索上位に入ってきたら、僕は、きっとこんな座布団あるんだと腰痛改善用の座布団を知ることになると思います。
もし「腰痛 改善」というキーワードで検索する人が全くいなければ、上位を獲得しても訪問してくれる人がいないため、集客には繋がりにくいです。

お客様が検索するキーワードがあることが、ホームページ集客には必要です。

ニッチなキーワードが狙える

月の検索数がどれぐらいあるかを検索ボリュームと呼び、月の検索数が1万件を超えるキーワードは、ビッグキーワードと呼ばれております。
ビッグキーワードで、上位を取ることができればものすごくアクセスが増えるでしょう。しかし、このビッグキーワードは競合がとても強く検索上位を狙うのはとても困難で、いきなり狙うのは不可能なレベルの難易度です。

そこで、まずはニッチなキーワードが狙えるかどうか調べてみましょう。

このニッチなキーワードが狙えるかが、ホームページで集客できるかどうかに関係してきます。

例えば、「腰痛 改善」というキーワードの検索ボリュームは、月に1万〜10万ありビックキーワードに分類されます。サイト立ち上げ時点でこのキーワードを狙うことはとても困難です。
一方「腰痛 座布団」というキーワードであれば検索ボリュームが月に100〜1000ぐらいなので狙いやすいくなります。
腰痛対策用の座布団を販売している場合、「腰痛 座布団」というニッチなキーワードの方が、検索上位を狙いやすく集客に繋げやすいです。
また、ピンポイントで、「腰痛 座布団」で検索している人の方が刺さりやすいので問い合わせ率も高くなります。

そのような狙いやすいニッチなキーワードを見つけることができれば、ホームページ集客に繋げやすいです。

差別化しやすい

ネットで検索する人の多くは、商品を比較する人が多いです、そのため、競合と差別化しにくいビジネスでは集客は難しくなります。

一言で、差別化と言っても色々ありますが、Webに限って言うとすれば、「お客様が競合と比較した時のその商品を選ぶポイント」です。

例えば、コカコーラを売りたいと思った時、商品自体の品質の差はありません。どこで買っても同じです。あなたから購入してくれる何かしらの理由があります。
安かったから、発送が早かったから、注文方法が簡単だったからなど色々あるでしょう。

そもそもWebの場合、一番最初に見つけたからということもあります。
探すのが面倒な人にとっては、これも価値の一つです。

お客様が何を求めているのかを考え、差別化することができればホームページ集客がしやすくなります。

まとめ

ホームページで集客に向いていないビジネスは、見込み客が検索するキーワードがないビジネス、もしくは検索するキーワードの難易度が高く狙えないビジネスです。

逆に、見込み客が検索するキーワードを狙えるビジネスは、ホームページ集客が向いています。

一度、見込み客が検索しそうなキーワードを想像し、そのキーワードがどの程度検索されているかを調べてみることをオススメします。

また、ネットユーザーは、商品を比較するため、競合に勝てる差別化ポイントがあると集客しやすくなります。
差別化できるポイントを探してみることをオススメします。

インターネット集客でお困りの事があれば、気軽にお問合せください。

この記事を書いた人

コワーキングスペース 代表 鶴田 賢太

こんにちは、「雑種系」起業アドバイザーの鶴田です。20年以上、様々な分野を渡り歩いてきた経験を活かし、今は春日井市でコワーキングスペース「Room8」を運営しながら、起業家の皆さんのサポートをしています。

私の旅は大学時代に取得した日商簿記1級から始まりました。その後、富士通グループでSEとして6年間働き、ITの世界で幅広い知識を得ました。Windowsから Mac、Linuxまで、様々なシステムを扱えるようになりました。

2014年、「人と人とが繋がる場所を作りたい」という思いから、Room8を立ち上げました。立ち上げから約2年後の2016年には、その取り組みが中日新聞に取り上げられ、地域のケーブルテレビにも何度か出演させていただきました。

ここRoom8では、簿記の知識を活かした財務相談や、IT時代の経験を生かしたパソコン相談など、これまで積み重ねてきた「バラバラな」経験が不思議と一つにつながり始めたんです。

起業家の皆さんの中には、パソコンに詳しくない方も多いんです。基本的な操作方法から便利な使い方、効率的なツールの紹介まで、幅広くサポートしています。実は、私自身がパソコン好きだったことがきっかけでIT業界に転身したんですよ。今でもITへの情熱は冷めず、最新のAI技術も積極的に活用しています。

Webサイト制作事業も手がけ、100社以上のサイトを作成してきました。SEO対策にも力を入れ、以前は「名古屋 コワーキングスペース」で検索1位を獲得したこともあります。数年前には、あるアプリのマーケティングで6ヶ月で2万PVを達成するなど、デジタルマーケティングの分野でも成果を上げてきました。

補助金申請のサポートも行っています。小規模事業者持続化補助金は自身で3回採択されただけでなく、Room8会員のサポートでも15回以上の採択実績があります。以前はIT補助金のIT導入支援事業者としても登録していました。

FP技能検定2級も持っているので、起業家の皆さんの財務面でのアドバイスもできます。「簿記の知識」「ITスキル」「FPの知識」「補助金申請のノウハウ」。かつては「バラバラ」と言われたこれらの組み合わせが、今では起業家の皆さんのサポートに大いに役立っています。

これからも地域に根ざしながら、新しいチャレンジを続けていきたいと思っています。最近のマイブームは人工知能(AI)、特に生成AIです。これも将来、きっと皆さんのお役に立てる日が来るはず。そんな期待を胸に、日々学び続けています。

このブログでは、財務、IT、マーケティング、補助金申請のコツ、そしてAIまで、幅広いテーマについて、私の経験や気づきをお伝えしていきます。「バラバラ」と思えた経験が、実は大きな強みになる。そんな可能性を、皆さんと一緒に探っていけたら嬉しいです。

起業を考えている方、新しいチャレンジを模索している方、ぜひRoom8に足を運んでみてください。きっと、思いもよらない出会いや気づきが待っているはずです。一緒に、この学びの旅を楽しみましょう!